漫画研究室

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【2020年1号】週刊少年ジャンプ感想 新連載:ZIPMAN!!

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週刊少年ジャンプ2020年1号 表紙

ネタバレあり。未読の方はご注意ください。

次号の感想はこちらからどうぞ。 

ZIPMAN!!

王道キターーー!

ヒーローものとしてはヒロアカとかぶるけれど、ヒーローの方向性が全然違うし題材被りとかは問題にならなそう。こういう王道系って序盤はシンプルに面白いけど、個性が出ずに先細りになりがちなんで問題はこっからですね。

序盤に必殺技の前フリ入れてたり、ビルのおじさんで敵の強さ出したり、一貫した主人公の行動だったり、終始うまくできてんなぁって印象ですね。あ、あとヒロイン可愛かったです。六美とデッドヒートしそうw
あえて文句言うと
1.ジャックマンかジップマンが最初から一つにしといてくれ
2.ノーベル賞は故人には贈られないんだよ。
まあ1はわざとしてる演出だろうし、2は弟生きてたし問題ないか…ないね(自己解決)。
 

アクタージュact-age

た、武光〜〜〜!!

武光推しの人なら今週死んでんじゃないの?ってくらい破壊力ありました。羅刹女編の中でもトップクラスに好きな1話です。そういえば男子単独のCカラーって珍しいですね。前にも誰かいたかな…と思って調べたらアキラでした。しかも殻を破った回のとき。なるほど、凡人系男子キャラはCカラーを貰って覚醒するのか。どうやら武光は自分なりの答え=立ち方を見つけれたよう。

 

1ページ目の夜凪の視線に武光が全く入ってないのを表現するアップ×4とか序盤の構図こだわってますね。アクタージュが画力で殴ってくる漫画なのは知ってましたけど、構図で殴ってくんのは想定外でした。めっちゃ痛い。

 

武光の感じてる問題を瞬時に理解できる王賀美・白石サンに対して、良い出だしだと評価してしまう市子。芝居に違和感を感じる真咲に対して、上手いと思ってしまう茜ちゃん。残酷だけど役者としてのレベルが現れてると思う。(市子さんも朱子ちゃんも頑張れ)

天才役者バトルというジャンルなのに、各シリーズでちゃんと凡人のエピソード入れてくれるおかげで「トンデモ演劇漫画」にならずリアリティのレベルを保ててるんだと思います。

 

呪術廻戦

相手が特級呪霊の可能性があるの分かってて冥冥さんが別行動を提案しているのやっぱり怪しいよな〜。買収されてんのか?でも呪霊側に利すぎると今の立場が逆に危うくなるから謎。

 

「バッタ呪霊登場→人間舐めるのも大概にしろよ」のシリアス雰囲気からなんでたった2ページでこんなに緩い雰囲気になるんだよw

 

虎杖の今までの敵はほぼ全員格上だったから「死力を尽くして勝つ」みたいなノリだったけど、今回は微妙に格下(弱くも強くもない)の敵ですね。

 

サムライ8

あんなに大口叩いておいてあっさり逃げられる師匠ダサすぎでは?

他の人が言ってたことだけど、モブ侍の「今更卑怯者が侍ぶって土下座かよ」が戦犯すぎる。このセリフがなければ次の八丸のセリフもそこまで悪くないはず。

 

骨河の過去編は普通に好きです。

骨河が実は侍になれる可能性を秘めていることが明かされたので、弁へのトドメは切腹して侍化した骨河がする展開が一番熱いと思うんですが如何でしょう?ちなみに僕はそうならないと思います。これサムライ8なんで。

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。

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