【2020年13号】週刊少年ジャンプ感想 表紙:ワンピース
ネタバレあり。未読の方はご注意ください。
次号の感想はこちらからどうぞ。
ONE PIECE
事実を知ってなお、弓や銃で脅されただけで動かなくなるワノ国の民衆よ…。
口先だけかよ。騙されてたのは仕方がないけどさ…。もう少し何かしら必死の行動を見せて欲しかったなという気がします。しのぶの言葉をすんなり信じて、死ぬ前に誤解が解けたおかげで胸糞は若干解消されましたが。
民衆がすぐに掌をひっくり返したのは、心のどこかでオロチよりおでんの方を信じたいと言う気持ちが元々あったからなのかもね。
そういえば最初に民衆を攻撃した時に使ったのが銃じゃなくて弓矢でしたね。確かおでんが最初にオロチに殴り込み行った時にも民衆が弓矢を撃たれてた筈。そのときは撃たれた人が失明してたけれど大した意味はないのかな…?
なんと言っても今週はおでんの死に様ですね。
「一献の 酒のお伽に なればよし 煮えてなんぼの おでんに候」
この口上、めちゃくちゃカッコいいなと思ったら五七五七七のリズムなのか。どおりですっと入ってきて響くわけだよ…。英訳する翻訳家の方ここ苦労するだろうな〜笑
来週からは決戦直前なのに仲間が到着してない場面に戻るのかな。過去編に入ったばっかのときはめちゃくちゃ続きが気になってたのに、気づけば過去編に夢中になってましたね笑
来週が楽しみです。
恋するワンピース
(普段と比べて)まともだったせいで逆に恐怖を感じました。最初に出したやつ多分ボツくらいましたね、ええ。
「キャンペーンの宣伝と自作品の宣伝の両方をやりつつ笑いも取っていく」とかいうハイレベルなことやってのけてるんでクオリティは高いと思うんですが、もし機会があるなら次は思いっきり原作を冒涜していただきたい。
とりあえず尾田()を本誌に出そう。
鬼滅の刃
割と最初から逃げる気だった無惨様、ついに逃亡。
列車の時、逃げる猗窩座に炭治郎が刀を投げて傷を負わせたのを思い出しますね。あの時、無惨は猗窩座にブチギレてたけど今度はそれを自分でやるという滑稽さ。吾峠先生もこういう無惨の残念な部分を意識的に描いてるんだろうと思います。
禰豆子の目の変化は人間に戻ってきてることを表してるんだろうね。息切れしてるし体力もかなり落ちてるはず。この状況で無惨戦に参加できるのかが不安です。特に血鬼術の爆血がまだ使えるかどうかが気になる。
鬼滅が売れてる理由を考察するために単行本を買ってる方を対象にアンケートを取っています。第一回アンケートの結果はこちらから。
ハイキュー!!
サブタイでテンションがブチ上がり、読み進めながら疑問を持ち、最後に「そういうことか〜」と叫びました。
さらに「最強の囮」というサブタイ自体が「最強の囮」だったことに他の人のツイートで気付かされて死にました…。
こんな面白いスポーツ漫画がこの世に存在していいんですか?そりゃ中々ジャンプにスポーツ漫画の新連載が定着しないわけだよ…。
地味に日向のレシーブの巧さを解説するのが、烏野の中で守備巧者だった大地さんなのが良いです。良い。そういう細かいところが確実に読者を惹きつけるんですよ…。良い。
ニンジャショーヨーのプレイがブラジル編でも描かれてました。わざと左を空けてそっちにスパイクを誘導してますね。忘れてたんですけどこの「相手にどう見られているか考える」っての及川さんに教えてもらったことでした。
Dr.STONE
宝島編、綺麗な〆でした。面白かった〜〜!
宝島の〆だけではなくきっちり次の展開への導入もやってしまうテンポの良さもこの漫画らしい。「月に行く」っていう長期的な目標に「司復活」っていう短期的な目標を追加することで着実に目標に近づいていってる感じがします。
戦闘員と言えばモズと氷月はどうなったんでしょうか。復活シーンは描写されていないですし、司が復活するまでは石像のままで置いておくつもりなのかな。てかそもそも司も復活させた後、素直に協力してくれるか怪しいですけれど。
Boichi先生の巻末コメント「アクタージュを読んで自分が間違って絵を描いているんだなと思い、反省しました」
どういう意味だろ?Boichi先生もめちゃくちゃ上手いんで、どこを反省されたのか全くわからないですねw 宇佐崎先生の特に凄いところは表情の描き方だと思うんでその辺かなぁ。
チェンソーマン
藤本先生、ここは青年漫画誌じゃないですよwww
こんなのがあと2回も続くの!?叩かれるぞw
サンタクロースの能力は1話で出てきたゾンビの悪魔の能力と似てますね。増殖するところとか量は多いけれど一体一体は雑魚なところとか。これだけなら何てことはないんですが「そろそろプレゼントをするか・・・」とも言ってるしまだ奥の手はありそう。
てっきり1組ずつ倒していく展開かと思ってたんですが、全員一気にぶち込んでくるようです。敵同士の絡みとかも見れたら面白そうだな〜。
一番楽しみなのはクァンシなんですけど「もっとめちゃくちゃにする」ってのが「私達も参戦する」って意味じゃなくて「もっと激しくヤろうぜ」の意味なのかもしれないので、ヤるだけヤって中国に帰るかもしれないwww
アンデッドアンラック
ああ〜考察外れた…。「不変」だったか。
「歳をとってないこと」と「見えない壁」に関連がないように見えたせいで、歳を取ってない方は別人の能力だと思ってました。まさか本人の能力だったとは。
一度能力が分かってしまえば見つかる伏線の数々。
「変化の否定者を倒す」=「変える」ですか…。言葉遣いがセンスで溢れてるぞ。
そもそも能力バトル物としてのレベルが高いのに、「仲間が全員ころっと死んでる」とか「血の花火にドン引き」とかコミカルな描写もあり、今回のような構成力の巧さまで見せつけられたら、この漫画を大好きになるしかないですよね。
略称問題が公式でも取り上げられてましたw
「この漫画のタイトル、どうやって略せばいいの?」とよく質問を頂きます。さっき先生の仕事場に顔出したついでに聞いてみたら、先生は「なんでもいいんですけどねー」派でした。ちなみに個人的には【アンデラ】推しなんですが、皆さまはいかがでしょうか…?
— アンデッドアンラック公式 (@undeadunluck_of) 2020年2月22日
編集さんに倣って僕も【アンデラ】を使っていこうと思います。
呪術廻戦
特大ブーメランが刺さる五条悟w
偽夏油が今になって計画を進め始めてるのは真人たち特級呪霊と宿儺の器である虎杖の出現が計画に必須だからだと思ってたんですけど、そもそも五条悟がそれを引き起こしてた説が出てきましたね…。世界を狂わす存在ハンパねえ。
あと五条悟「誕生」じゃなくて「爆誕」なの笑いました。これは芥見先生も笑いながら書いてるでしょw
ジョニオタのお婆ちゃんは自分に降ろすこともできることが判明。
それなら何故渋谷では孫に降ろしたんだろうか。身体能力がそのままなら「年をとって動けなくなったから」で説明がつくけど、パパ黒を降ろしてるということは身体能力は故人のものを使える筈なので、他人じゃないといけない理由が特に見当たらない。
一つ思いついたのは「肉体は降霊術で再現できるけれど、それを使いこなすには依代側にも相応の能力がいる」っていう説。ドラゴンボールのギニュー戦をジャンプラで読んでて思いつきました。これ結構いい線いってそう。
うさぎさん達可愛いですね。ほっこり。
うさぎのダメージは入るのに高所からの落下や虎杖のパンチが効かないってことは粟原の術式は致命傷の無効化かな? あんまりしっくりこないですけど。
「やる気がないならそろそろ殺すぞ」ってセリフにもヒントがありそうな気はするんですけれど何も思いつかないです…。まあ伏黒は分かってるみたいなんで別にいいかな。
AGRAVITY BOYS
新キャラ加入で盛り上がるはずだったのに…。
ゲラルトの「先生もでーす」で馬鹿にしながらも俺も爆笑してたから普通に女子いないのショックですよ…。男子の気持ちを弄びやがって。てかリーダーとリータややこしいよ(細かいところにケチつけだす)。
「アグラビティボイーズは自由連合」とか「a・ジャンブローの掌握」とか出てきましたし、別々の組織から派遣されたグループが惑星の覇権を巡って争うバトル漫画になりそうですね(ならない)。
今までは4人と高次存在さんだけでも十分上手く回ってたんで、新キャラを持て余さないかが不安です。
アクタージュ
次号予告
表紙&巻頭カラーは「Dr.STONE」!!
去年の48号(外伝開始号)以来ですね。本当は先週が巻頭カラーにはベストのタイミングだったんでしょうが他作品との折り合いでしょう。「司復活」と宣言してますし神回になるのは確定。
センターカラーは「チェンソーマン」と「約束のネバーランド」!!
チェンソーマンは本当にどんだけ暴れてくるのかが未知数なので楽しみですw
約束のネバーランドはいつも通りきれいなイラストでしょう。本編はあまり読み込まなくなっている今でも約ネバのカラーは全部切り取ってます。
一番来週の展開が気になるのは「ワンピース」です。焦らしに焦らされた仲間がいない理由が明らかになるかもしれないので。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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また別の記事でお会いしましょう!