【2020年14号】週刊少年ジャンプ感想 表紙:Dr.STONE
ネタバレあり。未読の方はご注意ください。
次号の感想はこちらからどうぞ。
やっぱりワンピースとハイキューがないと少し物足りない感じがしますね…。
- Dr.STONE
- 鬼滅の刃
- しろすぎ!アクノソシキ
- 僕のヒーローアカデミア
- 呪術廻戦
- マッシュル
- アンデッドアンラック
- アクタージュ
- AGRAVITY BOYS
- バックナンバーの無料公開について
- 次号予告
Dr.STONE
司復活!
復活までの描写は最短なのに復活後の感動シーンはじっくり描いているあたり、ページの使い方が大正解すぎて100億点あげたい笑。さらに開口一番の「現況は?」 はライオンから逃げるときに仕方なく司を起こした時と同じセリフですね!セルフパロディは俺に効く(いいぞもっとやれ)。
松風といいキリサメといい最近、戦闘タイプのキャラが一気に増えてる気がします。月に行くのは司だけで十分なはずなのですが…。これほど緻密な構成を作り上げてる稲垣先生がストーリーに不必要なことをやるとは思えないですし、 もしかしたら月に行く前にもう一回地上で戦争をするのかもしれないですね。相手がいないんで「誰とするねん」って話ですが。
石化装置に"電池切れ"という概念があるのは完全に盲点でした。このタイミングでのエネルギー切れは島全体を覆う規模の光線を使ったからで間違いないでしょう。「広範囲に濫用してはならない」という言い伝えでさりげなくヒントは出されていました。伏線が凄い。というか「科学技術で説明できるもの」と判明した時点で電池切れの可能性には気づいておきたかったです。エネルギー保存の法則は科学の基本ですし。
そして石化装置のパワーバランスをストーリーに違和感なく調整しておく稲垣先生の手腕はやはり凄い。
鬼滅の刃
禰豆子の回想で善逸がめちゃくちゃ美化されてたので禰豆子と善逸が結ばれることを察しました。完全に人間に戻りきったようですし禰豆子の参戦は無さそうですね。炭治郎と兄妹でトドメを刺す展開にならないのは意外です。
珠世さんの毒は「人間返り」「老化」「分裂阻害」「細胞破壊」の4つであることが判明。チートじゃね?と思わないこともないですけど、鬼殺隊が何百年も世代を入れ替えながら闘っていたのに対して、珠世さんは一人で何百年も無惨を殺すためだけに研究し続けてきたんだからこのぐらい強力な毒でも十分納得できます。
しかもこの毒が効くには「解毒に意識を割けないほど戦闘で追い詰めなければいけない」という厳しい条件もついていますし。珠世さんだけでも、鬼殺隊だけでも、誰かの力が少しでも欠けていたら勝てなかったという話になったのは鬼滅らしいとも言えそうです。
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しろすぎ!アクノソシキ
ワンピースの代原。これ多分前も載ったことありますね。笑った記憶があります。
読んだことがあって「悪の組織と見せかけてホワイトwww」というギャグには慣れていたので中盤まではそんなに笑わなかったんですが、最後の手術に失敗したのが予想外すぎて「ホワイトでも無いじゃねえかよwww」と爆笑しました。面白かったです笑。
僕のヒーローアカデミア
ミルコさんが良キャラすぎる。この人が出てきてから一層ヒロアカが楽しみになりました。正直言うと、今後の展開とか気にせずしばらくミルコさんが暴れてるだけの漫画を読んでいたいです。
堀越先生もノリノリなんだろうな〜って思いながら巻末コメントを見たら想像以上にノリノリで笑いましたw
あと30週くらいミルコ描いていたいけど話も進めたい。贅沢な悩みです。
ミルコさんには生き延びて欲しいと思わないことはないんですが、欠損描写最高だしこの勢いのまま散って欲しくもあります。実際、死柄木の覚醒フラグも立ったし本当に当て馬にされて死にそうです(兎だけど)。
呪術廻戦
猪野サイド
猪野さんがパパ黒のことを知らないのは意外でした。世代的に故人であるパパ黒を知らないのは当然なんですが、"完全に呪力のない稀有な存在"として高専で勉強したりしないんですかね。天与呪縛の代表的な例として教科書に載ってそうなもんですが。
イタコの降霊にはパパ黒の本来の力を引き出すには依代にも相応な能力が必要で全力を引き出そうとすると体が壊れる、というようなリスクがあると予想していたんですが、描写を見る限り何も無さそうです…。ん?これ猪野さんがやばいのでは?顔を隠すフードが外されたということは術式も使えなくなったということですし、もう駄目そうです(絶望)。
虎杖&伏黒サイド
粟坂の術式は「致命傷の無効化」と予想していましたが大外れ。まさか顔にヒントがあるとは思いませんでした。どこに考察のヒントが転がってるのか分からないですね。
しかも、ただのあべこべではなく「上限と下限を調節する」というシステムにすることで一気にバトル偏差値が30くらい上がってます。初見では複雑に感じますが、空気抵抗にまで言及するほど設定をしっかり作り込んでくれていると読者も信頼して考察ができますね。ありがたい。
帳の基を持っているのは粟坂なのでこれで"術師を入れない帳"は上がるでしょう。ただ二人は先に猪野さんのフォローに向かうはずなので伏黒親子の再会が見れそうです。
マッシュル
教頭を殴るだけなら「はいはいそうなるよね」で感想書かなかったと思うんだけど、埋めちゃったからなぁ…。うん。埋めちゃったからスルーする訳にはいかんなぁ…という。
ハリポタを隠す気がなさすぎて笑いました。新展開がまんまクィディッチだ…。ここまでするならヴォルデモートとかも出てくるんですかね。ちょっと楽しみになってきたぞ笑。
あと「情報量が多い→気絶する→簡潔に説明」って流れは地味にすごい発明かもしれない。深読み勢には情報が与えられるし、飛ばし読み勢にはネタを一つ入れて話にはついていけるようにするっていう。まあこの漫画に深読み要素があるのかは知らないですけど。
ジャンプラでは人気ありましたし、一定数のファンは獲得できそうです。1話読んだ時は絶対即死すると思ったんですが予想が外れました。やはり僕の打ち切りセンサーはポンコツだ。
アンデッドアンラック
公式で略称が【アンデラ】に決まりました!
先日から議題となっておりました『アンデッドアンラック略称どうすんべ問題』ですが、先ほど先生から1枚の絵が送られてきまして、一応の決着を見ました。アンデッドアンラックの公式略称は【アンデラ】になります。繰り返します。略称は【アンデラ】です!よろしくお願いします! pic.twitter.com/kgHrmxQxsg
— アンデッドアンラック公式 (@undeadunluck_of) February 25, 2020
毎週言ってる気がしますが、扉絵が相変わらず良いです。評判は良いはずなんですが次週は大増23PでCカラーではないみたい。まあその内貰えるでしょうし気長に待ちます。
「自己対象」と「他対象」の設定は前にも出てきた気がするんですが、正直あやふやだったので再説明助かります。どっちを対象にするかは否定者ごとに違い、両方を対象にできる人はいないっぽいですね。今はノリで読み進めてるんですが、伏線とか結構張ってますし折を見て1話から読み返したいところです。
あとスルッとと出てきたUFOですが、UFOも何気に「un」から始まります。芸が細かい。
「不変で固めた手が自由に動いてる」とか「不変のバリアが回転できる」とかに違和感を感じるんですが「 空気を固定して物体を作ってる」と解釈すれば良いのかな? 細かい設定の粗さはありますがそれを跳ね飛ばすくらいの面白さがあるので今のところは気にしないことにします。
むしろそれより気になるのはテンポですね。ここまでは早かったんで、今週ジーナを倒すところまで行かなかったのは意外でした。
アクタージュ
こちらからどうぞ。
AGRAVITY BOYS
気を抜いたらこっちの性癖まで歪められそうで危ない。
好きなギャグ漫画なのに笑えない状況になってます()
バックナンバーの無料公開について
『週刊少年ジャンプ1~13号一挙無料公開!』実施
— 少年ジャンプ編集部 (@jump_henshubu) March 2, 2020
「週刊少年ジャンプ」編集部は2020年1号~13号デジタル版を期間限定で無料公開いたします。閲覧できるのは、マンガ誌アプリ「少年ジャンプ+」と集英社の総合電子書店「ゼブラック」上です。【期間】2020年3月2日(月)正午~3月31日(火)23時59分
凄いですね…。編集部は中々思い切った決断をしたと思います。公開範囲に権利を持つ作家さん全員の許諾を得ての無料公開らしいですので、もちろん作家さんにも感謝したいです。これを機に単行本から本誌に移行する人や、新連載に興味を持つ人が出てきたらwin-winで良いですね!
僕としても普段は紙で購入しているので、好きなシーンのスクショが撮れたり、デジタル限定連載が読めたり、鬼滅のカラーが読めたり、と地味に嬉しいです。
次号予告
巻頭カラーはブラッククローバー!!
人気投票は4回目だそうで。かなり頻繁にやってるな。
Cカラーはチェンソーマンとぼく勉!!
今週のチェンソーマンのCカラーはちゃんと服を着ていましたが来週はどうなる!?
ぼく勉は単行本の収録話数的に来週終わる可能性もあるそうです。予告はされていませんしここで終わると少し唐突な気もしますが、心の準備はしておいた方が良さそうです。
最近は休載する作品が多かったですが、来週は久しぶりに全作品が揃ったジャンプが読めそうですね(ハンターは知らん)。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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また別の記事でお会いしましょう!!