【2020年40号】週刊少年ジャンプ感想 新連載:高校生家族
注意
ネタバレあり。未読の方はご注意ください。
2020年9月7日発売の週刊少年ジャンプ2020年40号の感想を始めます!!
- アニメフェスタのお知らせ
- ROCK THE JUMP
- 高校生家族
- 僕のヒーローアカデミア
- ONE PIECE
- 仄見える少年
- Dr.STONE
- チェンソーマン
- アンデッドアンラック
- 呪術廻戦
- BURN THE WITCH
アニメフェスタのお知らせ
オンラインで開催!!
無料で家から観れるとはありがたい。
鬼滅の刃、呪術廻戦、Dr.STONE、忘却バッテリーのイベントがYoutubeで生配信されるようですね。
今まで存在すら知らなかったんですが、毎年やってたイベントなのかな…?
公式サイトもあったので興味ある方はどうぞ。
https://www.jumpfesta.com/anime/
ROCK THE JUMP
「載せる雑誌を間違えました?」と思うくらいビックリしました笑
ジャンプアニメの主題歌を担当しているわけでもなく、ジャンプの話をするでもなく、純粋にYOASOBIへのインタビュー記事ですね。
ジャンプにインタビュー記事が載ること自体は珍しくないですが、大体はジャンプ漫画とのコラボ的な扱いなので、ジャンプと全く関係ないのは珍しいと思います。
音楽ファンをジャンプに引き寄せるのが狙いの企画なんでしょうか。
元々、アニメの主題歌とかでミュージシャンとの絡みはありますし、音楽と漫画の相性は結構良いのかもしれないですね。
これでジャンプ読者が増えたら嬉しいです。
公式Twitterアカウントも開設されたようなので、興味のある方はどうぞ。
週刊少年ジャンプ40号より誌面に新企画「ROCK THE JUMP」が誕生!
— ROCK THE JUMP公式 (@ROCKTHEJUMP1) September 6, 2020
今アツいアーティストをWJなりに斬り込んでご紹介します。
記念すべき初回・第一弾は #YOASOBI から ikura(@ikutalilas )さん!生い立ちや音楽に迫る!自身の想い出の曲など要チェック! プレゼント用のツイートは昼頃に⚡︎ pic.twitter.com/ybYDvFOybN
高校生家族
「磯部磯兵衛」の仲間先生の新作!
磯兵衛の何とも言えないシュールなギャグが好きだったので、素直に嬉しいですね。
ギャグが飽和してる誌面ですが、シュールギャグなら圧倒的だと思うので普通に生き残りそうだと思います。
2話掲載25Pと短めでしたが、ギャグ漫画の第1話は尺を持て余してがちなイメージがあるので、通常サイズにまとめたのは英断だったと思います。
サクッと読めました。
惜しむらくは「家族で学校」という設定のインパクトが、今やってるドラマの「親バカ青春白書」と被ってしまったせいで薄れてしまったことですね。これはタイミングが悪い。
まあこっちは家族全員なので、タチの悪さでは勝ってるかな…笑
もちろん、これからの方向性も全く違うでしょうしね。
今回の好きなギャグは、「2人のうしろの席にいたもん(妹)」「ドメスティックヴァイオレンス…!」「余計な知能を…!」「ふつうだな」でした笑
僕のヒーローアカデミア
麻酔を飲ませるための戦いが熱かっただけに、効果が出てないのは精神的に来るものがありますね…。
全く無駄だったってことはないでしょうし、どこかで効いてくるとは思うんですが。
にしてもギガントマキアが規格外すぎます。こんな奴を一体どうやって止めるって言うんだ。
死柄木、肉体の限界に加えて記憶障害的なものも生じてますね。
ラスボスの弱体化というラッキーな展開ですが、デクが1話以来ずっと向き合ってきた課題だけに納得度が半端ないです。ご都合感が一切ない。
そして定着率を100%にさせなかったミルコ、ナイス。ほんと生き延びてくれ。
ここで「浮遊」が来るか!
飛び上がるコマもラストのコマも滅茶苦茶カッコいいです。能力の実用性だけじゃなくて画面の良さにも繋がるのが嬉しいポイントですね。
黒鞭と違ってぶっつけ本番ですが、安定して使いこなせるかどうかが不安です。
あと、他の能力もこの戦いの中で発現するのかも気になるところ。
ONE PIECE
フランキー、ナミに抱きつかれてるときの表情は一体どういう感情なの?笑
今回のフランキーは、「お前あんのか…!?ウチの船長を"海賊王"にする気はよォ!!!」と啖呵を切ってるのがカッコ良かったです。
四皇ですら、「いつか倒す」相手じゃなくて「今倒す」相手になったんですよね…。
モモの助のヤマト(自称おでん)へのリアクション、案の定ドン引きで笑いました。
煙遁の術まで使ってるとかガチの逃げ方じゃないですか笑
パンクハザードから買い取ったということは、ナンバーズも元々は誘拐された子供たちなのかな?胸糞悪いですね。
「古代巨人族」という言葉が気になるところですね。
Twitterで「古代巨人族」を検索したら、パンクハザードからの伏線とかを見つけてる人がいて面白いのでオススメです。
一味は少し前から合流していましたが、こうやって全員が一枚の絵におさまるのはかなり久しぶりな気がします。
というか、そもそも一味勢揃いのコマが描かれること自体が珍しい気もしますね。
しかも、各自がひと暴れした後なので頼もしさも倍増しています。
今回のジンベエとロビンのコンボ技とか良かったですよね〜。
仄見える少年
Cカラー、単純にイラストとして綺麗なのはもちろん、宙に浮かぶ金魚の不気味さ、それを見ている男主人公、気づいていないヒロイン、じっくり見れば見るほど面白いイラストですね。
あれ?アイスの溶け方もよく見ると変だな?
顔が通り過ぎる間に姿が現れる演出、帰る流れだったのに校舎に向かってることに気づく演出。
好きー!こういうオサレ演出は僕の好物です。
是非こういうのを多用してくやがれ下さい(懇願)
Cカラーは面白いし、ヒロインは可愛いし、ホラー演出はオサレなんです。
一つだけ不満な点を言わせてもらうとバトルが少し物足りないかなと。
まだ序盤ですしメインキャラの深掘りに重点を置いてるのは分かるんですが、もう少しガッツリしたバトルを見たくないと言えば嘘になるんですよね…。
1話も2話も、結局のところ「召喚!ドーン!!」で一方的に殴ってるだけですし。
アクションバトルが好きという僕の個人的な好みの問題もあると思いますけどね笑
「影を操る力」ではないですが、このまま空気になりそうなのが怖いです。
Dr.STONE
バトルがメインだったので感想を書き辛いのですが、しっかり戦闘機のバトルとして面白いな〜という印象でした(小並感)
偽機銃での牽制や「ハイスピード・ヨーヨー」、「コブラ軌道」など、稲垣先生はこの回のためにドッグファイトの勉強をかなりされたんじゃないでしょうか。
様々な知識や技術を使いこなしてる千空たちを見て「凄いな〜」といつも思っていますが、よくよく考えたら千空たちを動かしてる稲垣先生はもっと凄いんですよね。
ドッグファイトということで、ジャンプラで連載してた「天神」という作品を思い出しました。
そんなしっかりとは読んでなかったですが、あの漫画は面白かったですね〜。
科学王国の勝因が、燃料の工夫というのも地味に良かったと思います。
偶然やご都合で勝敗がひっくり返ることはなく、全ては必然という信頼感がドクストにはあります。
今回の燃料の工夫もですが、ドクストは「何かそんなことも言ってたね」がことごとく伏線になってる気がしますね笑
チェンソーマン
8人の眷属。
眷属の名前はキリスト教の天使の名前と一致してる(らしいです)。
「信仰が違う」ということは、マキマさんはキリスト教とは別の宗教を信仰してるようですね。
マキマさんには「神をも恐れぬ」みたいなイメージがあったんですが、マキマさんより更に上の存在もいたりするのかな?
マキマさんがラスボスじゃないなんてことはないと思うんですがね。
岸辺隊長…。襲撃があと1日でも早ければなぁ…。
マキマさんが「今日の復活の日」って言ってるから、今日じゃないといけない理由があったのかもしれないですけど、「あと1日早ければパワーは助かったんじゃないか」と考えてしまいます。
ともかく、ここで岸辺隊長が襲撃してくるとは完全に予想外でした。
地獄の悪魔と言えば、トーリカの師匠がデンジ達を地獄に連れていくのに使ったやつですね。
最強格の悪魔のイメージだったんですが、瞬殺ですか!?
岸辺隊長もここで退場かな…。はぁ。
どうして…どうして…どうして…。
この前まではチェンソーマンの姿を見たらテンションが上がってたはずなのにね…。
どうして今はこんなに悲しくなるんだろうね…。どうして…。
アンデッドアンラック
Cカラー、可愛ええええええ!!(魂の叫び)
ちびキャラは海苔の答え合わせでちょくちょく見てますけど、全員集合かつカラーで出されると可愛さが普段の比じゃないですね!?
シェンとムイちゃん、ニコとフィル、ビリーとタチアナ、一心とトップ、アンディと風子と組み合わせ(組み合わせ言うな)になってますが、チカラ君とジュイスさんだけバラバラですね。
ジュイスさんにはヴィクトールがいるとして、チカラ君…頑張れ!
チカラくんがあっさりユニオン入りしないのは意外でしたが、過去回想と涼ちゃんとのエピソードが良すぎたので納得ですね。
これは確かに1話使うべき話でした…。
風子ちゃんはずっと引きこもってたから学校に行けてなかったんですね。
いつかは普通に学校に通えたら良いんですが、とりあえず今回は初めての高校を満喫できているようで何よりです笑
そして、それを恐らく狙って教室まで連れて行ったアンディはマジでイケメン。
アンディの「課題の進行が通常通りで負け続けた場合4月、次の罰で世界が滅ぶなら1月で終わりだ」というセリフから、課題のスケジュールに疑問点が生まれました。
これまで、8月がクエスト期間だったこととジュイスさんの「3ヶ月に1度追加」というセリフから予想されていたスケジュールはこれ。
これだと、今回のアンディの発言と整合性が取れなくなってしまいます。
「神無月の10月はアンデラ世界に存在しないんじゃないか」という考察を基にしたスケジュールがこちら。
アンデラ世界での神の存在、神無月の名前の由来が日本中の神様が10月に出雲に大集合すること(出雲風子という名前とも関連?)から考えても結構あり得そうですよね。
これに気づいた方は本当に天才だと思います。
「3ヶ月に1度」に当てはまるか微妙ですが、「クエスト-3ヶ月-クエスト-3ヶ月…」という意味だったなら、このスケジュールでも説明がつきそうです。
なお、この場合はラグナロクを罰ではなく課題として扱っています。
ここまで考察が盛り上がっておいて、海苔の答え合わせのときに風子ちゃんに「すいやせん。凡ミスでした。」とか言われたらずっこけそうです笑
チカラくんが両親を殺してるのは、風子ちゃんと同じ過去ですね。
風子ちゃんが泣き出してしまったのは自分の境遇と重ねたからでしょうか。
アンディに出会う前まで自殺しようとしてた風子ちゃんに、チカラくんの「生きて欲しいに決まってるじゃないですか」はぶっ刺さったんじゃないかな…。
チカラの決意が風子の決意にもなっていれば良いですね。
「視界外から」「駆け寄ろうとした瞬間」
発動条件の隙間を悪用するのをやめてくれ。
自分の能力のルールを知ったあとに、「あのときこうすれば…」が無限に心に浮かんでくるやつじゃないですか…。
能力発現のきっかけになった「荷物が"重"いから」という理由も、「重+力=動」だけに気になりますね。気にしすぎかもしれないですけど。
涼ちゃんのツッコミで「にやっ」とするクロちゃんと、爆笑する風子ちゃんが可愛すぎます。
そこのバカップルいちゃつくな(良いぞもっとやれ)
涼ちゃんの進学先は安体大?「安=UN」ですか?
「安」がつく単語はたびたび作中に登場しています。
「安野雲」、「安大病院」、「安体大」
ただの言葉遊びなのか、それとも何かの伏線なのか?
アンデラの全てを疑っていくスタイルです。
記憶処理ってこんなに遠隔で出来るんですね。
便利な技術ですが、こんな素敵な親友を一瞬で失ってしまう恐ろしい技術でもあります。
記憶処理した記憶は元に戻せるんでしょうか?
ニコ=フォーゲイルが「UNFORGET-不忘却-」の否定者であると仮定して、UMA忘却(フォーゲット)が記憶処理に関わっているなんて考察があります。
もしこの考察が当たっているのなら、忘れさせることはできても思い出させるのはできなさそうな気がしますね。
「一緒に卒業しようね」と言ってますし、戻せて欲しいんですが…。
ナレーションから、チカラくんのフルネームが「重野力」と判明。
大方の予想通り、「重+力=動→不動」という言葉遊びになっていましたね。
大体はアナグラムなのでこういうタイプは珍しいです。
特殊訓練のプログラム。風子ちゃんとチカラくんは格闘術をアンディから習ったのかな?
4話ではシェンが凄い教えたそうにしてましたけど笑
ムイちゃんと組手とかしてたら和みますね〜笑
海苔の答え合わせとか単行本おまけで描かれるのを少しだけ期待しておきます。
呪術廻戦
あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛
単眼猫の野郎がゲラゲラ笑ってるのが容易に想像できます。
クソが(いいぞもっとやれ)
「死ねよ 自分だけ!!自分だけぇ!!死ね!」
なんて台詞を主人公に言わせてんですか…。
これ少年ジャンプに載ってるんですからね?はぁ…。
「行かなきゃ」で「あ、虎杖悠仁だ」と少し安心というかホッとしたんですが、次の瞬間はあの目ですよ。はぁ…。
ナナミン生きてた!良かった!!左目は失ってるけど生きてる!!
あ〜〜〜〜〜帰れ!!真人帰れ!!!お前、虎杖探すとか言ってたやろ!!何してんねんそんなとこで!!写真撮ってんの?何で???
こんな意識が朦朧とした状態でも、自分の体を守ることじゃなく「伏黒君を助けに…」が先に思い浮かんでるの、ナナミンはやっぱりカッコいい大人なんですよね…。
灰原が虎杖を指差すシーン、「指の向きは読者の首を動かすための視線誘導なのかな〜」とかページをめくるのを躊躇いながら考えてました。
「あとは頼みます」
確かにこれは虎杖への呪いになるかもしれないけど、虎杖のメンタルがズタボロのこのタイミングだったので、図らずも良い方向に作用するんじゃないでしょうか。
多分、虎杖は自分の体を壊しながら真人をぶっ殺す。
「なんなんだ!!真人!!」
「デケェ声出さなくても聞こえてるよ!!」
のレスバトルはBLEACHの「まぶしい理由の方は訊いてないんですけど?」をちょっと思い出しました笑(笑えねえんだよな)
これ、発売日の前日のツイートです。
呪術は漫画として好きだから、好きなキャラとかいう概念があまり無かったりする
— シマ (@shima_manga) September 6, 2020
好きなキャラという概念、普通にありました。辛いです。
BURN THE WITCH
Cカラー可愛い〜!!
ニニーちゃんとのえるちゃんも可愛いけど、やっぱりおすしちゃんが可愛すぎますね!
可愛いだけで家が建つのも納得です笑
何気なくお揃いのマントをつけてたのがしっかり伏線になっていて、伏線の張り方一つにもオサレが出てますね。
あと、ニニーちゃんがチーフを全く疑わずにバングナイフから疑っていて、「信頼」が滲み出ているのが凄く良かったと思います。
前回の「損も得も上司の方が多いようにできてるんです」という台詞もですが、この漫画は上司と部下の関係が良い感じですね。
バトル描写もカッコいいですよね〜。
ラストのバングナイフの急襲の見開きが特に好きです。
BTWのバトルは、ドラゴンを使った空中戦で使う武器も銃ですし、BLEACHのバトルとは全然違うんですけど、何か共通した変わらない面白さがある気がしますね。雰囲気というか。
正直言うと、卍解的なやつは出てきて欲しいとは思ってますけど笑
次号最終回!?
もう?って感じですね。本当にあっという間でした。
雑に予想しておくと、バングナイフと二人が戦って、最後はバルゴが上手いことドラゴンの力を使って勝利!上司のオジサンが良い感じの言い訳を思いついてハッピーエンド!!みたいな感じになりそうです笑
あと、続編の有無も楽しみです。
やろうと思ったら全然やれると思うんですけどね〜。
ここまで読んで頂きありがとうございました。
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また別の記事でお会いしましょう!