漫画研究室

ジャンプ作品の感想や考察を書いている個人ブログです。ジャンプ感想を毎週更新中。ワートリ感想を毎月更新中。呪術廻戦・アンデラの単行本感想を随時更新中。

【2020年51号】週刊少年ジャンプ感想 新連載:SAKAMOTO DAYS

f:id:mangalab:20201121221143j:plain
週刊少年ジャンプ2020年51号 集英社

注意
ネタバレを含む感想です。
未読の方はご注意ください。




🥇SAKAMOTO DAYS

めちゃくちゃ面白い!!

「伝説の殺し屋が太った」というコメディ設定ですが、アクションは本格派っていうギャップが好きです。
坂本さんの強さがガチ笑

ほぼ無言で何を考えてるかイマイチ分からないってところも不思議な魅力ですね。


ムカつくやつをブチ殺す…というイタい妄想ですが、最強の殺し屋という設定のせいで、「本当に殺したの!?」と信じかけてから裏切られる面白さがありました。
ページをめくったときに驚きがあるの良いですよね。

エスパーと絡めて吹き出しの演出にしてるのも好きです。


エスパー君の寝返りですが、坂本さんと"同じように"奥さんのご飯を食べ、坂本さんと"同じよう"なリアクションをして、坂本さんと"同じよう"に日常を守ろうと決意してるんですよね。
これはかなり胸熱な展開。

何を考えてるか分からない坂本さんの代わりに、熱量はこの子が担当してるイメージです。

あと、エスパーを色んな使い方しているのも面白いですよね。

妄想吹き出し演出もですが、カマをかけたり、バトルに応用したり…。最後には接客にも笑
SPY×FAMILYのアーニャみたいに、物語に面白い作用を与えてくれそうです。


縦軸が特に示されてないので、どういう展開になるかが気になるところです。
それこそ、SPY×FAMILYみたいな1話解決みたいな作品になるのかもしれませんね。



実は、この作品の読切がジャンプGIGA2020年WINTERに載っております…!
そう!僕が個人的に伝説だと思ってる号です(知らんがな)

読切版とストーリーは若干変わってますが、こちらも面白いので是非。
本誌を電子で定期購読されてる方は無料で読めますよ。

ジャンプGIGA 2020 WINTER

ジャンプGIGA 2020 WINTER

舞台がスーパーから個人商店に変更されているので、アクションとか派手な話はしやすくなったのかもしれないですね。



公式PVも死ぬほど良かったのでオススメです。


🥈アンデッドアンラック

扉絵、初見だと感動しましたが、読み終わると海苔ノルマ達成のために入れたとしか思えなくなるので酷い笑


風子ちゃんがタトゥーで信頼を得ようとするの、ジュイスさんのホクロと同じ手口じゃないですか笑
これは、にやけてしまいますね…。


西部感は確かにありましたが、まさかロンギングとはね…。
スポイル編のときも、昔馴染みの街に思うところがあったりしたのかな?

ちなみに、酒場のお母さんがつけてるエプロンと、スポイル編の先生がつけていたエプロンで「SUN FLOWER」という文字が共通してます。
同じ町ならではの小ネタですね。


アンディに不死の自覚がない時期もあったんですね。
頭に傷があったり血が流れてたのは、治せることを知らなかったから、能力が上手く発動できていなかったということでしょうか。

傷はともかく、加齢の方はどう認識してたのかが気になるところです。


南北戦争とその時期(1861〜5)に触れられてることから、アンディのタトゥーの「1865」南北戦争との関連があるのはほぼ確定。

不死の発現時期、ヴィクトルとの交代時期、タトゥーの意味などなど、考察要素はまだまだありますね。
誰か頑張って(他力本願)


入隊テスト、風子ちゃんイカれてますね〜!

でもこれアン風ですよね。アン風じゃん!(歓喜)
風子ちゃんからアンディへの感情を再確認できました。


…で、何ですぐにこんなに辛い展開になるの?

ジョシュさんとサンダースさんが信頼したばかりの風子を迷いもせずに守ってるの泣けますね…。
でも良い仲間だと分かるからこそ、アンディの喪失感も分かってしまう辛さがあります。

特にラストのアンディの顔…。

アンデラ屈指の心が擦り減るエピソードになってしまいました。
チェンソーとヒロアカが一山越えたからって、アンデラが鬱枠を継承する必要はないんですよ?


🥉仄見える少年

初心者の哀別さんがバトルに乱入する理由として、哀別さんの分霊結界じゃないと人質を解放できない、を持ってきたの合理的で好きですね〜。

さらに「私たち…自己中でしょ」がダメ押し。
う〜む、良い。


哀別さんは、戦闘タイプというより支援タイプですね。

対等なコンビっていう印象も強いので、BLEACHの織姫とルキアの中間くらいのポジションになりそう。


見開き最高ー!

仄見えるは見開きを出し惜しみしすぎてる説があるんで、もっとガンガン見開きを使っていって欲しい。
画力が武器なんだからもっと活かして。


ラストの哀別さんの聖人というか楽観ムーブは見慣れたものですが、そこに伊織も乗っかってくると、一層爽やかな気持ちになりますね。

デフォルメキャラのコマもかわいい笑




ONE PIECE

うーん。混戦に次ぐ混戦。
誰vs誰というのが全く決まってないですね。

あまりにも戦況がややこしすぎて、ほぼ把握できてないです。

全体図みたいなの欲しいですね(他力本願)
自力で読み返すのは大変だから…。


ササキvsヤマトは、ヤマトの格上げの為にやると思ってたんですが、代わりに八茶を一撃でブチのめす「鳴鏑」が披露されました。

ナンバーズを一撃とは火力がエグい。
モモの護衛をさせておくには勿体無いな…。


サンジはこの期に及んで何をやってるんだ…。
見聞色をそんなことに使うんじゃないよ笑


BUILD KING

屋獣と新キャラが登場しましたが、メインで描かれてるのはむしろ兄弟の方ですね。


爆発力はないけど安定していて良い感じ。
ドクストと同じで感想が書きにくいな…。

家喰いが自然に会話に入ってきたとき思わず笑ってしまいました。


あとは、コマ数少なめ・ギャグ多めで読みやすかったですね。

新キャラとかビガーハンマーとか屋獣とか設定開示が結構多かったんですが、テンポが良いおかげでほぼ気にならなかったです。


呪術廻戦

東堂の簡易領域に安心…と思いきや、たった3コマ先に絶望が待ってました。
何このスピード感。そういうんじゃなイ。

左腕欠損、見たこともない苦しそうな表情、モロに黒閃…。

何だかんだ実力"だけ"は信頼してるキャラがここまで追い詰められると、読みながら怖くなりました。


少し意味深に描かれていたペンダントは、ただのネタでした笑
普通に気持ち悪いし、東堂はやっぱり東堂なんだなって笑

真人もこんなのに気を取られるんじゃないよ笑


また真人の長い技名が出てきました笑

虎杖との決着も気になるところですが、真人が自分の肉体を変形させて「魂の本当の形を掴んだ」って言ってるのも地味に重要なポイントな気がします。

「肉体と魂の関係」は作中でよく触れられますし、物語の根幹に関わってくる設定だと思うんですよね…。


マッシュル-MASHLE-

結局バレたんかよ笑
前回は無理矢理突き通したって言ってたのに笑


内容としては、尋問、理不尽に理不尽で返す爽快な見開き、護廷十三隊登場(違う)と盛り沢山で、満足度高めな回でした。

がっつりバトルをやってたときも良かったけど、このくらいの適度な緊張感が個人的には一番好きですね。


夜桜さんちの大作戦

久しぶりのコメディ回。

コメディが連続してるのと、バトルの中にコメディが挟み込まれてるのだと、やっぱり緩急があるので後者の方が楽しめますね〜。


チビ太陽も可愛いし、チビ太陽にデレデレの周囲も可愛かったです。
オチも最高でしたね笑


高校生家族

お父さん、青春に全力。

ギャグ漫画ですし、普通に笑いながら読みましたが、ちょっとカッコいいとも思ってしまいました。

目指せレギュラー!



ここまで読んで頂きありがとうございました。

良かったらブログにスター、告知ツイートにいいねをつけて頂けると嬉しいです。更新の励みになっています!

また別の記事でお会いしましょう!