【2021年32号】週刊少年ジャンプ感想:アオのハコ・ヒロアカ・アメノフル
今週のアンケートは「アオのハコ」「ヒロアカ」「アメノフル」で送ります。
アオのハコ 13話
祝!表紙&巻頭カラー!!
1巻発売前の獲得は異例です。
アンケートめちゃくちゃ獲れてるんでしょうね。1巻の売上も楽しみです。
表紙と巻頭カラー、透明感があって綺麗なイラストでした。
青がメインカラーになってるのが、この作品らしくて良いですね。
千夏先輩がかわいいのは勿論、アオのハコの中で正座してる猪俣のチビキャラもかわいかったです。
ここから本編の感想。
まず試合が終了。
1年で地区2位は普通に凄いですね。
今回のバドの試合描写もちゃんとしてましたし、練習試合の約束だったり、新キャラ西田様の登場だったり、今後の部活パートにも期待が膨らみます。
恋愛パートと同じくらい部活パートが面白いのは強いですね…。
そして、雛。
3話の曇らされ顔以来、雛から大喜への恋心を匂わす描写は無かったんですが、久しぶりにそれらしい描写が来ました。
音沙汰がなさすぎて気のせいだったのかな…?と思いかけていましたが、やっぱりちゃんと恋心はあったようです。
しかも、その恋心について、無自覚なのがとても良いです。
友人に「何か怒ってる?」と訊かれても気づかないあたり、筋金入りの無自覚恋愛感情ですよ。
自分の恋心に気づくとき、溜まりに溜まった感情が爆発するときが楽しみですね〜。
後半では、千夏先輩とのデート。
ヒロインがワンピースを着ただけとも言える何気ない姿を納得のクライマックスにできるのが、この作品らしさであり、この作品の面白さの所以でもあると思います。
「同居してるんだから家から一緒に行けば良いんじゃないの?」という問題については、「外で待ち合わせした方がデート感があるから」という説を推していきます。
部屋から出てきた先輩のワンピース姿を見るのと、待ち合わせして会った先輩のワンピース姿を見るのなら、後者の方が嬉しくないですか…?
僕のヒーローアカデミア 319話
A組の皆がデクのことを思い、考え、行動してくれてるの嬉しいな…。
「強引に行こう」のお茶子やGPSに飛びかかる瀬呂くん・峰田。
かっちゃんの「デクのこと…分かってねえんだ…」なんて、「俺はデクのことを分かってる」と言ってるようなものですからね。
"あの"かっちゃんが、ここまで真面目にデクのことを心配してくれるなんて、感慨深さすらあります。
本気で心配してくれる友人がいることの素晴らしさよ。
今回を読んでいて気づいたんですが、「笑う」という言葉がポイントになっていそう。
飯田くんの「友人が茨の道を歩んでいると知りながら 明日を笑うことはできません」
かっちゃんの「てめェ〜は今 笑えテンのかよ?」
デクの「笑う為に…安心してもらう為に…行かなきゃ」
A組 VS デクのラストが「デクのフードが取れて笑顔の表情が見える」とかだったら綺麗に締まりそうですね…。
とりあえずデクは皆にボコボコに叱って貰って笑
アメノフル 12話
け…掲載順!?
正直、仕方がないのは分かってるんですよ。
他の作品と比較すると、この立ち位置にならざるを得ないと思います。
ただ、この作品が面白くないわけではないので、自分が「面白い」と思う限りはアンケートを入れていきたいですね。
しばらくは新連載も入ってこないはずですし、補正の切れたレッドフードやネルと競えるところまで粘って欲しいです。
さて、本編。
「メロンパンはパンかお菓子か」という難しい議論からスタート。
世の中には「菓子パン」というジャンルがありましてね…?という話をしてもいいんですが、不毛でしかないので次に行きます。
今回はとにかく入江先輩。
普段はアホな人がシリアスモードに入るギャップが良かったです。
劣勢ながらも軽口を叩く強キャラ感ですよ。
とくに、「君も出てるじゃん 鼻血」「まだ出てなかったね でも出たね」がカッコよすぎました。
この作品、バトル描写に迫力がないわけじゃないんですが、バトル展開中でも魅力が詰まってるのは独特のギャグやセリフ回しですね…。
ミサキが容赦なく瞬殺されたのは草。
もうちょい粘らせてあげても良いだろ笑
アンデッドアンラック 71話
「ラトラさんは"好き"って何だと思います?」
春討伐編のテーマは「好き」かな?
春っぽくて良いですね。
秋捕獲編ではアンディだけが強化されたので、ここで風子の強化イベントは順当でしょう。
アンディへの想いを再確認してる風子が可愛かったです。
意味深に触れられたリップとラトラの関係にも進展があるかもしれません。
現状だと、リップはライラのことを想い続けていて、ラトラはそれに気付いてる。それでもラトラはリップに好意を向けている…みたいな関係性だと思ってます。
進展があるとしたら、リップがライラに別れを告げてループを終わらせる覚悟を決めてくれる。これがユニオン的にも一番ありがたい展開かな…。
ラトラ関連だと、スプリングの「出目を"当てる"ことで対象が一番大切にしているものを奪う」と、ラトラの「当たらない」能力の絡みがどうなるかも気になるところです。
スプリングへの突入日は12月24日。
クリスマスイブです。
クリスマスイブに突入というのも「好き」がテーマなら納得ですね。
桜吹雪でホワイトクリスマスみたいな演出があったらお洒落だな…。
破壊神マグちゃん 51話
ナ、ナプターク…!!
紛うことなきナプターク回でした。
まず、「我が貴様を侮ったことはない」でマグちゃんがナプタークのことを認めていたと分かったのが良かったですね。
自然な会話の中でこれが出てくるの堪んねえ…。
さらにミュスカーに対して「この店を虚仮にするな」
ミュスカーに言われてるように、邪神としてはどうなの?というナプタークですが、"人"として一番真っ直ぐな道を進んでいるのはナプタークだと思います。
働いてるのコイツだけだし…。
そして極めつけは「『狂乱』のナプターク 運命を狂わせる恐るべき邪神」
もはやネタと化していた「〜恐るべし邪神」紹介文をガチの文脈で使ってくるのは熱すぎました。
最高にカッコいいぜ、ナプターク。
ここまで読んで頂きありがとうございました。
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