【2021年43号】週刊少年ジャンプ感想:サカモトデイズ 40話・呪術廻戦 160話・ドクスト 212話
2021年9月27日発売ジャンプ43号の感想です。
今号のアンケート3作品は「SAKAMOTO DAYS」「呪術廻戦」「Dr.STONE」で送りました。
ワンピース、アンデラ、アオのハコも面白かったんですが枠が足りない。
SAKAMOTO DAYS 40話
この漫画は、普段から作画の面白さがトップクラスなので、ストーリーの方まで盛り上がると手がつけられない面白さになりますね。
シン覚醒。
テレパシーに加えて未来視ですか。
そういえば、これまでも「テレパシーのシン」ではなく「エスパーのシン」と呼ばれていましたね。シンの超能力が増えたのは、設定段階から想定していた展開なのかな。
こうなると、他のエスパーも獲得するのか気になってきました。
未来視はテレパシーと親和性が高いので、今回の強化ではシンの戦闘スタイルが変わることはないと思いますが、サイコキネシスみたいなエスパーを獲得したら戦闘スタイルが大きく変わってしまいそうです。
個人的には、今の工夫を生かしたクレバーな戦闘スタイルが好きなので、サイコキネシスとかは獲得して欲しくないですね。
坂本さんと平助の会話も良かったです。
平助は死線をくぐったことがないにも関わらず、「…お前は別」と坂本さんに認められていて地味に凄い。
平助とシンは同格と思っていたのですが、どうやら平助の方が少し上のステージにいたようですね。
呪術廻戦 160話
死滅回游を一般人目線から。
オカ研の先輩・佐々木が158話ぶりに再登場しました(前回登場は2話)
そもそも佐々木のことを思い出すことが難しいのに、特徴である眼鏡を外した状態で登場してしまったので、初見では佐々木と認識できませんでした。新しい死滅回游の参加者かと勘違いしてしまいましたね。
ミスリーディングを狙ったわけでもないでしょうし、純粋にややこしかったです。
その点、井口シャツを着て再登場した井口は凄く分かりやすかったですね。モブキャラとしての意識が高い。
さて、今号のアンケートに呪術を入れたのは、結界の外に出る様子を描いた見開き二連発が凄かったから。
思わずページをめくる手が止まってしまうくらいの演出でした。
1枚目は背景が真っ黒、2枚目は背景が書き込まれていました。
情報量の急激な増加で「ゾワッ」とする感覚を与えられました。
超巨大呪霊や空を飛ぶ影からは異様な雰囲気を感じます。おぞましい。
右ページの屋根の上に人影が2つ描かれているのも気になります。誰でしょう。
さらに、羂索と佐々木先輩が、全く同じ構図のまま、1つ目と2つ目の見開きで右から左へ動かされているのも、面白い時間経過の表現でした。
一瞬の時間経過を表現するのに4ページも使うことで、静かに時間が経ったような感覚がしました。「いつの間に」という感覚ですね。いや〜面白い。
Dr.STONE 212話
世界一周完了。
北米と南米では話数をかけていましたが、他の地域はサクサクと進めていたので、体感としてはあっという間の世界一周でした。
日本組も無事に復活して再会できました。
クロムとルリは、かなり良い雰囲気で言葉を交わしていましたし、これを機に少しは仲が進展するのか?と思いきや全くそんなことはありませんでしたね。
もっとチェルシーに頑張って貰わないと…。
そして、スイカとチョーク・サガラも再会。
そういえば、北米で全世界を石化したとき、戸惑うチョークとサガラが描かれていましたね。事情もわからないのに石垣を作ってくれてたなんて賢すぎです。
涙の別れと同じページで飯を漁っていて笑いました。
なんのための別れだったんだよ。これで良いけれども。
チョークとサガラの石垣は「石像が壊れるのでは?という疑問の解消」「スイカとの友情」「ダム建造の伏線」という3つの役割を兼ねていました。
流石の構成力です。
さて、終決章。
これまでの章の名前を振り返ると、プロローグ→第一章→第二章→第三章→本章→終決章。
本章も珍しいネーミングだと思っていましたが、終決章はもっと珍しいですね。そもそも他作品で使われてる名前なのかな?
「終」と名前に入ってはいますが、まだあと一つくらいはありそうな気がします。
ここまで読んで頂きありがとうございました。
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