漫画研究室

ジャンプ作品の感想や考察を書いている個人ブログです。ジャンプ感想を毎週更新中。ワートリ感想を毎月更新中。呪術廻戦・アンデラの単行本感想を随時更新中。

【ジャンプ感想】呪術廻戦172話・アンデラ95話・アヤシモン9話【2022年8号】

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週刊少年ジャンプ2022年8号の感想。

表紙&巻頭カラーは2周年のマッシュルです。

今号のアンケートは「呪術廻戦」「アンデラ」「アヤシモン」で送りました。

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呪術廻戦 172話

伏黒vsレジィ決着。

我慢比べから一戸建ての再契象。更にページをめくると水中。
全く想定していない展開を畳み掛けられたのが良かったです。自分の思考を遥かに超えるレベルの頭脳戦を味わえました。特有の快感がありますね。

突如現れた水中の正体は温水プール
体育館を戦いの場に選んだのは領域のイメージ補助以外にも理由があったんですね。一石二鳥で凄い。


お互いに手札を減らしつつ、最後の最後まで駆け引き。「呪術師は嘘ついてなんぼ」で〆るに相応しいバトルでした。
玉犬が死んでなかったのも良かったです。

確実に今年のベストバウト争いに食い込む名バウトでした。

アンデッドアンラック 95話

謎の男の正体は「不滅」
自己紹介だけして去ったので、チェンソーの中村状態。誰です?
「またね」なんて言い残していきましたが、二度と顔を見せないで欲しいですね。


ジュイスさんがルナと取引。
ルナって誰?時間を超える?など疑問が無数に浮かびましたが、深く考える間もなく次々とストーリーが展開。
この情報量とスピード感がアンデラの醍醐味ですね。久しぶりにこれを味わえたので嬉しくなりました。


疑問点を整理しておきます。

ルナについて。
ルナ = 月は確定。言葉の意味から考えても描写から考えても間違いなさそうです。
そして、時間を飛ばすような高次元の力を持っていることから、神に類する存在と考えられます。というかルナは神だと思います。

もちろん、クソ課題を強いてくる神と同一人物とは考えにくいので、神は2人いるということになりそうです。これまで神と考えられてきた「太陽の神」と、今回の「月の神」の2人ですね。
「頑張ってね」とあるようにユニオンに協力的なスタンスが窺えるので、太陽の神と月の神は対立関係にある可能性が高そうです。ジュイスさんが54話で「古代遺物は神が神を殺すために作った」と言っていたのは「月の神が太陽の神を殺すために古代遺物を作った」ということだったのかもしれません。


UMA霊について。
「霊」は私達の生きている現実世界には存在しない(とされる)概念。一体どういう形で実装されるのか気になるところです。
肉体の機能が停止したあとでも「魂さえ残っていればゴーストとして世界に存在し続けることができる」とかでしょうか。

もしかしたら、安野先生が遺した古代遺物「ソウルキャリバー」を使って、風子のゴーストを死んだ肉体に宿らせることが可能かもしれません。肉体は死んだけど実質的には生存みたいな。

アヤシモン 9話

Cカラー。塗りの雰囲気がメチャ良い。
やっぱり賀来先生はカラーが上手いな〜と再確認しました。定期的にカラーを見るためにも、アヤシモンには人気作品になって欲しいですね。


技を駆使する2代目組長vs執念のマルオ。

マルオの闘い方が地味なところを、組長が派手な技でカバーしてくれました。ビルと竜巻吹雪を引きの視線で描いたページが好きです。静かな迫力。

ジャンプ主人公を好きな理由が「負けないから」ってのが良かったですね。これまでのマルオは理解不能なヤバい奴でしたが、今回のモノローグで何を考えてる奴なのか少しずつ分かってきました。
ちゃんと共感できる憧れ方でした。ようやくマルオが応援したい主人公らしくなってきました。


刀を抜いて真の力を解放したウララ姐さん。
いきなり退却が目標なのは残念ですが、今回は負けイベントなので仕方ないですね。いきなり2代目とガチバトルしたら話が終わってしまいますし。
多眼の狼のような姿。現実の妖怪を参考にしてそうですが元ネタが分かりません。

ここまで読んで頂きありがとうございました。


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