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【アンデッドアンラック】タチアナの否定能力「UNTOUCHABLE-不可触-」解説・考察

アンデッドアンラック8話 戸塚慶文
27話までのネタバレを含みます。未読の方はご注意ください。27話以降の情報について本ページでの更新予定はありません。

アンデッドアンラックに登場するタチアナの能力の解説・考察です。



基本情報まとめ

組織内序列 No.5
否定能力 UNTOUCHABLE-不可触-
対象 自己対象
発動条件 強制発動型
名前の由来(予想) UNTOUCHABLE
→TOUCHUNA(BLE)
→タチアナ
特徴 ロシア出身の少女
パンパンダ
球体の拘束具の中にいる
ロボットアーム、ロケットパンチ、ビーム

タチアナはロシア出身の少女です。

パンパンダシリーズがお気に入り。

組織ではNo.5であり、ビリーやジーナのことを特に慕っています。


26話で、自己対象強制発動型の「UNTOUCHABLE-不可触-」の否定者だと判明しました。


能力のルール

「UNTOUCHABLE-不可触-」は、自分の周囲に不可触エリア(UTエリア)を作り、あらゆるものとの接触を否定する能力です。


アンデッドアンラック26話 戸塚慶文

例外として、口を開けるとその延長線のUTエリアに穴が空くようになっています。

そのため長い筒や棒を使うことで食事を取ることができます。

10話でビリーが棒の先に寿司を載せて差し出していたのは、この性質を利用していたようです。


能力の対象

「UNTOUCHABLE-不可触-」は自己対象の能力です。
ただし、効果の対象となる物質には一定のルールがありそうです。


26話でクリードの毒ガスをUTエリアが押し返している描写があります。このことから気体も能力の対象内だと考えられます。

ただし、全ての気体がタチアナの周囲に存在しないと仮定すると、タチアナは真空中にいることになります。
真空中にいるなら、体内外に生じる気圧差により体が爆散してしまいます。

これらから、空気だけは能力の対象外になっていると考えられます。

26話の回想で、マフィアに催眠ガスなようなもので捕らえられた描写がありましたが、このときは口を開けたときに生じるUTエリアの穴からガスを吸い込んでしまったのでしょう。


発動条件

「UNTOUCHABLE-不可触-」は強制発動型の能力です。

今のところ細かい発動条件は明らかにされていません。UTエリアは常に発生していると考えられます。


ただし普段はニコが作った球体の拘束具でUTエリアの拡大を抑制しています。

アンデッドアンラック24話 戸塚慶文

この拘束具では、ロボットアームやロケットパンチ、ビーム、防御盾などを脳波コントロールによって操作することも可能です。


9話では、破壊された右手が一瞬で再生する描写がありましたが、これはタチアナの能力ではなく、他の否定者か古代遺物、あるいはニコの超技術によるものだと考えられます。

アンデッドアンラック9話 戸塚慶文




能力の応用

普段は能力を押さえ込んでいる分、解放時の反動は大きくなっています。

UTエリアの開放を調整し、「UTエリア任意開放」「UTエリア瞬間開放」のように戦闘に活用しています。


また、制御不能になった場合は「UTエリア強制開放」までのカウントダウン(3分)が始まります。
強制開放では半径1km以内に被害が及ぶと言われています。


能力の発現時期

能力の発現は5歳のときです。

周囲を弾き飛ばすような能力にも関わらず、両親の死因が「圧死」となっているのは、下の図のように家具と壁の間に挟まれるなどしたからではないでしょうか。


また、UTエリアの範囲は年々拡大しているそうです。


名前の由来

アンデラの否定者には「名前と能力名がもじりになっている」という法則があります。


タチアナの場合だと

UNTOUCHABLE→UN+TOUCH+ABLE→TOUCH+UN+ABLE→TOUCHUNA(BLE)→TOUCHUNA→タチアナ

でしょうか。



ここまで読んでいただきありがとうございました。

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また別の記事でお会いしましょう。