アンデッドアンラック1巻「不死と不運」感想
ネタバレあり。未読の方はご注意ください。
アンデッドアンラック1巻の感想です。
基本的に毎週のジャンプ感想で書いていたものを再編集したものになります。
そのため、まだハマっていなかった序盤は感想量が少なめなことをご了承ください。
▼2巻の感想はこちらから▼
- 表紙
- No.001 不死と不運
- No.002 UNION
- No.003 お前は何を否定する
- No.004 私の不運の使い方
- No.005 アナタはどっち?
- No.006 やっぱりアナタは変わらない
- No.007 変わろうぜ
- 単行本おまけ
表紙
帯をとったらアンディのモザイクが見れるのか?と少しワクワクする表紙ですね。
実際は帯をとっても見れませんが、最初のページを開くとモザイクのかかったアンディと目を覆う風子ちゃんが見れます笑
No.001 不死と不運
好評だった読切が連載版になって戻ってきました!
完成度の高い読切がそのまま1話になった感じなんでそりゃ面白いよねっていう。
隕石まで出せるぶっ飛び感が爽快ですね。良い意味で頭が悪くても楽しめるというか。
今年は長期連載作品が続々と終了するのが予想されているので、新連載への期待は当然大きいですが、今後のジャンプを担う作品になれるのか!?
次週以降も注目です!
No.002 UNION
先週は一方的かつキツすぎる下ネタが気になって受け付けなかったんですが、今週は「女の子がアンディに抱いている感情が好感だった」というのが「デレ」という形で強調されていて、一気に抵抗感が消えました。
主人公二人の関係が進展しただけでなく、設定の開示、敵キャラのお披露目など、なかなか内容が濃い。
特に敵の二人がかなり魅力的だったので、組織の席を奪い取ったとしてもそのまま残って欲しいですね。
No.003 お前は何を否定する
扉絵強い…好き。
あと柱のアオリの「つまりは・・・激戦!!!」が頭悪すぎて最高。本編のノリと合ってます。
不回避のメカが死んじゃったのは残念だけど、風子ちゃんが覚悟決めたのカッコいいし、赤面するのは可愛いし、それにキレるアンディがクソイケメンでどうでもよくなっちゃいました。ごめんね。
「不死の論理バトル」「不運のギャグ的演出」「恋愛」「下ネタ」「魅力的な敵キャラ」「スピード感」
この漫画の強みが3話にして分かってきました。
アンデッドアンラックは3話までで1話。
No.004 私の不運の使い方
今年に入ってからの新連載5作品の中で一番好きです。
1話を読んだときは下ネタ描写でむしろ苦手くらいだったんですが、気づいたらファンになってました笑。人気出て欲しいな〜。
扉絵のタトゥーや傷跡なんかはきっと伏線になってくるんでしょう。
こういう伏線が序盤から張られていると、「しっかり世界を作り込んでるな〜」と安心して読めますね。
今回は、敵キャラ、アンディの技、不運の法則など新出の設定が結構多かったですが、全体的なテンポが良いので全くストレスなく読めました。
そして何より、風子ちゃんの可愛さとアンディのカッコよさが組み合わさると無敵なんですよね。
No.005 アナタはどっち?
扉絵かっこいい!
毎回扉絵のセンスが良すぎるので滅茶苦茶楽しみにしてます!
冒頭、身を張って風子ちゃんの安全を確保するアンディ。
見慣れてきたとは言え、イケメンポイントが高いです。風子ちゃんが惚れるのも分かる。
あと、人を殺して組織に入る事に抵抗のある風子ちゃんに「"俺"が入るために"俺"が殺す」と言って、責任を感じさせないようにしてんのもイケメンポイント加算ですね。
この世界には星がない模様。
否定者やUMAとはあまり関連性がない設定な気がするけど、どういう伏線なんでしょうか。ジーナは先週宇宙から攻撃してきたし、組織は宇宙と関係があるのかな?
能力は不接触とかでしょうか?任意の二つの物体の接触を否定する能力。
- アンディの頭を囲った壁は「アンディの頭とジーナの手」の接触の否定
- 宇宙からの攻撃は「空気同士」の接触の否定の応用で空気を弾き飛ばしている?(宇宙に空気があるのおかしいですが、前回でジーナが普通に喋ってたのであり得なくはない)
- 湖が浮いてるのは「上の水と下の水」の接触の否定
- 紅三日月の防御は「ジーナと刀」の接触の否定
ということで一応説明はつきそうです。どうでしょう。
ジーナは因縁の敵らしいので、今回はアンディと風子が別の敵と戦ってるのを見守る形かと思ってたんですが、いきなり直接対決とは想像以上にテンポが早いです。
公式ツイッターアカウントも開設した模様。こちらも早い。
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— アンデッドアンラック公式 (@undeadunluck_of) February 15, 2020
No.006 やっぱりアナタは変わらない
ああ〜考察外れた…。「不変」だったか。
「歳をとってないこと」と「見えない壁」に関連がないように見えたせいで、歳を取ってない方は別人の能力だと思ってました。まさか本人の能力だったとは。
一度能力が分かってしまえば見つかる伏線の数々。
「不変の否定者を倒す」=「変える」ですか…。
言葉遣いがセンスで溢れてるぞ。
そもそも能力バトル物としてのレベルが高いのに、「仲間が全員ころっと死んでる」とか「血の花火にドン引き」とかコミカルな描写もあり、今回のような構成力の巧さまで見せつけられたら、この漫画を大好きになるしかないですよね。
略称問題が公式で取り上げられてました笑
「この漫画のタイトル、どうやって略せばいいの?」とよく質問を頂きます。さっき先生の仕事場に顔出したついでに聞いてみたら、先生は「なんでもいいんですけどねー」派でした。ちなみに個人的には【アンデラ】推しなんですが、皆さまはいかがでしょうか…?
— アンデッドアンラック公式 (@undeadunluck_of) 2020年2月22日
編集さんに倣って僕も【アンデラ】を使っていこうと思います。
No.007 変わろうぜ
公式で略称が【アンデラ】に決まりました!
先日から議題となっておりました『アンデッドアンラック略称どうすんべ問題』ですが、先ほど先生から1枚の絵が送られてきまして、一応の決着を見ました。アンデッドアンラックの公式略称は【アンデラ】になります。繰り返します。略称は【アンデラ】です!よろしくお願いします! pic.twitter.com/kgHrmxQxsg
— アンデッドアンラック公式 (@undeadunluck_of) February 25, 2020
毎週言ってる気がしますが、扉絵が相変わらず良いですね。
評判は良いはずなんですが、次週は大増23PなだけでCカラーではないみたいです。まあその内貰えるでしょうし気長に待ちますか。
「自己対象」と「他対象」の設定は前にも出てきた気がしますが、正直あやふやだったので再説明は助かります。どっちを対象にするかは否定者ごとに違い、両方を対象にできる人はいないっぽいですね。
今はノリで読み進めてるんですが、伏線とか結構張ってますし、折を見て1話から読み返したいところです。
あと、サラッと出てきたUFOですが、UFOも何気に「UN」から始まりますよね。芸が細かい。
「不変で固めた手が自由に動いてる」とか「不変のバリアが回転できる」とかに違和感を感じたんですが、「 空気を固定して物体を作ってる」と解釈すれば良いのかな?
細かい設定の粗さはありますが、それを跳ね飛ばすくらいの面白さがあるので今のところは気にしないことにします。
むしろそれより気になるのはテンポですね。ここまで早かったんで、今回でジーナを倒すところまで行かなかったのは意外でした。
単行本おまけ
トラックの運転手さんの安否
こういう細かいところに気を配る優しさですよ。
ボイドの設定画
中にいるのはイカツイおじさんでした。
能力発現のエピソードは考察要素になりそうなので覚えておいて損はなさそう。
飛行機での移動中
ほんわか。
ロシアのお墓
お墓に書いてある文字は、ロシア語で「ここに眠る」という意味だそうです。
ここまで読んで頂きありがとうございました。
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また別の記事でお会いしましょう。