ワールドトリガー第198話「B級中位戦最終戦②」ワ民によるワ民のための感想・考察
ネタバレあり。未読の方はご注意ください。
2020年8月4日発売のジャンプSQ9月号に収録されているワールドトリガー第198話の感想と考察です。
次回の感想はこちらから。
那須さんの強み
那須さんの変化弾は、下側にいても障害物を無視できますし、上側にいても高所の有利を取れますし、本当に強いですね笑
那須先輩の戦い方は、二宮さんや出水先輩のゴリ押し戦法とは違って論理的な戦い方なところが好きです。
鳥籠と集中の使い分けとか戦闘IQ高いですよね。
しかも、その使い分けにも工夫を加えてるので尚更強い。
中距離で那須さんに勝てる人はボーダーには少ないでしょうね。
今回の香取みたいに寄られると不利になるのが弱点ですけど、普段は熊谷が守ってくれますし、たとえ落ちても"戻ってくる弾"で攻撃に参加できるのが強いと思います。
戦い方もですがビジュアルも好きなキャラなので遠征編でも登場してくれないかな〜。
香取のスパイダー
香取のスパイダーがお披露目。
前回の感想で「今からワイヤー陣は間に合わなくない?」みたいなこと言ってましたが、そもそも修よりトリオン量多いから一瞬でワイヤー陣を張れちゃうのね…。
これが生まれ持っての才能というやつだ、残念だな修。
高速機動は当然のようにこなしてくるとして(センス)、地面に固定して動きを制限する使い方面白いですね〜(センス)。
スピード感のある戦いをする香取ならではの発想ですし、若村との連携にも使えそうです。
遊真も、というか玉狛第二も参考に出来そうな戦術です。
香取が諏訪さんのショットガンを手で抑えて、足スコーピオンでとどめを指してるの滅茶苦茶良くないですか?
これカッコいいわ…。
香取の戦い方見てて楽しいなって思ったし、これがアニメで観れるということでアニメへの期待感が増していきます。
諏訪さんと堤さん
香取にやられた諏訪さんですが、近距離に寄られたときの対応力という点では銃手は射手より劣るということに今更気づきましたね。
射手も当然寄られるとキツいですけど、銃口を抑えられて反撃できないという事態は発生しないので。
まあ、この辺は一長一短ですかね。
落とされた瞬間に今の自分でも出来る最善の仕事をする諏訪さん、マジで諏訪さんって感じがして最高です。
ROUND7でのゾエさんのカゲの逃走経路確保もカッコ良かったですが、今回の諏訪さんはそれ以上に短い時間での一瞬の選択ですね…。
本当にカッコいい大人って感じですよ。
そしてその貢献を100%活かしきる堤さんも半端ないっす。
何この糸目キャラ。
那須vs香取vs堤
すぐにスパイダーがまだバレていない那須隊に狙いを変える香取も戦闘IQ高いし、今の状況を秒で判断して三つ巴に持ち込もうとする堤さんも戦闘IQ高いです。
ワートリ世界は、全キャラが常に最善の選択肢を選び続けてる感じがありますよね。
那須先輩が自分の後ろの堤さんの動きを把握して「見えてるわ」って言ってるのは、特別なことでも何でもなく、本当に那須先輩の空間認識能力が高いんでしょうね。
これが那須先輩の強みである緻密な変化弾の制御が出来てるのとも繋がっているんだと思います。
このコマの躍動感がたまらないですね。
まさかこのタイミングで香取のことを好きになりだすとは思わなかったです笑
堤vs香取
堤さんが香取を仕留めたのはROUND2のセルフオマージュですかね。
あのときは遊真のグラスホッパーの動きについていけませんでしたが、今回は香取にグラスホッパーを使わせて”動かしました”。
あのときはミスを反省してましたが、普段からこうやって理詰めで戦うスタイルなんだろうな〜と分かる誘導攻撃でしたね。
堤大地は理論派寡黙細目銃手。
那須隊vs堤
那須先輩が変化弾で置き弾を起動したのは合理的でしたね。
確かに、動く敵を狙うよりも動かない置き弾を狙った方が弾が無駄にならないです。
意外だったのは、固定シールドが片側のトリガーだけでこれだけの強度を発揮できたこと。
千佳も確か片側で起動してた描写がありましたが、あれは彼女のトリオン量ありきのものだと思ってました。
普通の隊員でも片側のトリガーだけで起動可能かつ、通常のシールドより表面積が広くなるにも関わらず防御力は上がるんですね。
耐久力順に並べると
集中シールド>固定シールド全身>通常シールド>通常シールド全身
ってとこでしょうか。
堤さんが「頭と心臓…2択に捉われた時点で負けだったか」って言ってるのは、狙撃対策の集中シールドを張る位置を心臓を守る位置にしたからですね。
「頭と心臓どっちを守るべきなんだ?」とか心の声を入れておいて貰えれば、より分かり易かったんですが…。
まあ堤さんは寡黙キャラだし仕方がないね。
那須隊勝利
那須隊勝利。
そして上位入り。
熊谷さんはともかく、那須先輩がここまで表情を崩して喜ぶのは意外でしたね〜。
普通の女子っぽいリアクションでした。まあ普通の女子なんですけど。
茜ちゃんは、案の定泣き出しちゃいましたが、「どぅわあああ〜〜」といういつものギャグ泣きの割に顔がガチなんですよね…。
ぶっちゃけちょっと違和感のある表情でした笑
まあそれはそれとして、良かったよ本当に…。
ワートリって現実が厳しすぎるところがあるじゃないですか。
だから今回も負けちゃっても不思議じゃない怖さがあったんですよね。
那須隊が有終の美を飾れて本当に良かった。
茜ちゃんも頑張ったね(保護者目線)
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また別の記事でお会いしましょう。