漫画研究室

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ワールドトリガー第209話感想「遠征選抜試験⑦」優秀なボーダー隊員たち

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ワールドトリガー209話 葦原大介 集英社

2021年7月2日発売ジャンプSQ.8月号掲載・ワートリ209話の感想です。

キャラが座って議論しているだけなのに面白かったですね〜。

それでは、いつも通り感想&妄想やっていきます!

注意
ネタバレあり。
未読の方はご注意ください。




課題への取り組み方が優秀なボーダー隊員

「今回の遠征選抜試験がなぜ部隊をシャッフルして行われたか、その理由を部隊全員で考え、意見をまとめて提出しなさい。(400字以内)」

うわ〜レポートって感じだ〜。
こういう課題、自分だったら提出日直前まで放置した挙句、適当に文字数が埋まったらすぐ提出しちゃうやつですね笑


当然のように出題者の意図から考え始める水上9番隊や、時間制限を設けて効率よく提出しようとする古寺6番隊が優秀すぎて直視できない…。

自分も見習いたい姿勢です(これ何漫画だっけ)

ストレス試験説

菊池原が一緒に行きたくない相手にマキリサと海を選んでるの笑えますね。
「でしょうね」としか言いようがないチョイスです笑

にしても、海の「ストレスなんか感じないけどな〜」がひでぇ。
たしかに海の方はストレスなんか感じてないだろうけど…笑

クジが操作されていた可能性に菊池原が気づいたのは流石A級隊員です。


一方で、そもそもを考えると、菊池原がA級なのに試験に参加しているのは、コミュニケーションに難があったからなのでは?

他のA級隊員だと、歌川先輩と古寺先輩は隊長としての素質を見極めるためなので違うと思いますが、木虎はコミュニケーション査定かもしれませんね。
まあ、木虎はなんだかんだコミュニケーション真面目にとれるキャラだと思うんですが…。黒江とかの方が大変そう。

相性試験説

オサノの「新鮮で面白いから」説いいですね〜。
説自体も面白いですし、説ができるまでの議論の過程も面白い。

最初はラフな意見…というか、ただのオサノの感想でしたが、弓場さんが掘り下げたことで「相性を探るための試験」というちゃんとした意見になりました。
ただ、ここでの一番の貢献者は弓場さんではなく、「50点60点くらいの思いつきでもいい」と発言のハードルを下げて議論を活発にした来間先輩なんですよね。この言葉がなければオサノの発言もなかったはず。
来間先輩は地味に優秀。


あと、少し話はそれますが、オサノの「初めて会った相手でも…」のところで小南が登場しているのは、小南と初対面のときからメチャクチャ盛り上がったということでしょうか?

カバー裏のキャラプロフィールで、小南がオサノに飴をあげたみたいなエピソードがあったはず。本編での描写はないけど仲良いのかもしれません。


弓場さんに「そういうことだこらぁ」と返せるオサノのコミュ力が強いし、二人が笑みを浮かべながらガンを飛ばしあってる絵面もかわいかったです笑
意外とオサノと弓場さんの組み合わせいいな。

適応力試験説

いつもの部隊では表面化しない問題。

ひゃみさんとくまちゃんがそれぞれチームメイトのことをすぐに思い浮かべてることから、この二人の普段の面倒見のよさがわかりますね笑
一方で、東さんと千佳とユズルがそれぞれ、自分のチームメイトなら大丈夫だろって言ってるの、ほんと身内に甘いというか…。身内バカというべきか…笑


あと、「チームメイトのありがたみも身に沁みそうだな」を村上先輩が言ってることにも意味が感じ取れました。

鈴鳴第一は、戦力としては村上先輩に頼ってますが、村上先輩も逆にチームから精神的に助けられてる部分がきっと大きいんでしょうね。
ROUND3のときの回想を思い出してもそんな気がします。

臨時隊長の選出基準

幹部候補…!

なるほど。そもそも隊員から幹部になるという道筋の想定がなかったので、全く思いつきもしませんでした。
ちょっと気になったのは、二宮さんや来間先輩は名前を挙げられてるのに、東さんの名前を挙げられていないこと。
こんな試験をやるまでもなく幹部内定してるってことですか?笑


ここまで読んで頂きありがとうございました。
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