漫画研究室

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ワールドトリガー217話感想「遠征選抜試験⑮」いろいろあって連敗スタート

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ワールドトリガー217話 葦原大介 集英社

ワートリ217話の感想です。
2021年12月3日発売ジャンプSQ.1月号掲載の後半。

諏訪7番隊は連敗スタート。

▼ワートリ感想バックナンバー▼

Twitterトレンド

今月のワートリ関連のTwitterトレンドは以下の3つでした。

  1. 二宮8番(8位)
  2. 水上敏志(12位)
  3. 諏訪さん(21位)

Twittrend(ついっトレンド) - 各地域のTwitterのトレンドを用いてジャンプ発売日のトレンドを1時間ごとに確認しました。括弧内は最高順位です。

水上敏志、恐ろしい子

諏訪7番隊をボコボコにして余裕の水上。
「まあ大体こんなもんか…」じゃないんですよ。本当にコイツは…。

二宮8番隊に「引き分け狙いでええやろ」と冷静に言ったところも怖かったです。
全く調子に乗った様子がないというか、自分の実力を客観視した上で「二宮8番隊には引き分けが狙える」「他の部隊には勝てる」と考えてるんでしょう。
水上敏志、恐ろしい子…。

真面目に全勝もあり得ますね。初日の結果が怖いです。
ただ、急に大量得点したら水上9番隊の身内に怪しまれてしまいます。
戦闘シミュ演習の存在をいつまでも隠し通すのは難しそうですが、水上は一体どう対応するつもりなのか。その辺も気になるところです。




いろいろあったが

見開きで4戦をダイジェスト。
各部隊、それぞれの強み(スキル)を活かして戦っているなという印象でした。村上10番隊は防御、歌川1番隊はカメレオン、古寺6番隊は護衛。

二宮8番隊は「いろいろあったが」らしいです。
察しましょう。ヒントは背景の爆発です。ごめんなさい、ヒントじゃなくて答えでした。
正直、このブッ壊れ部隊を相手に水上がどうやって引き分けを狙うのか想像もつきません。

修が一度も生存してないのも面白ポイントでした。

反省と対策

修が「相当チーム練習してるはずですよね?」と驚くのも当然。
まさか水上一人で動かしてるとは考えもしないですよね…。

ただ、諏訪さんだけは物憂げな表情をしています。もしかしたら気付いてるのかもしれません。
遠征選抜試験が始まってから諏訪さんの株がうなぎ上りです。


「射撃連携」を提案する香取。
直前にしてやられた戦術をそのまま次の相手に使うんですね。安直な気もしますが時間がないから仕方ないですね。地味に諏訪さんが「ミスっても文句は言わねー」と度量の広さを見せつけてるのが好きです。

タイムスケジュールのせいで作戦を考える時間が少ないのが相当キツそう。修の戦術も事前に練っておかないと上手く働かないですからね…。
序盤に休憩時間のある部隊の方が有利な気がしました。早めに情報整理・反省したいですね。


香取「敵の強さおかしくない?」
黒目になってるのが好きです。「『これ作ったやつは頭が悪い』以外で?」の顔も好き。香取キレてんな…笑


修の改善アイデア、地味ですが有能。
ただ「思ってたよりいろんなことができそうです」まで言ったからには、より革新的なアイデアを期待してしまいます。

特別課題②「三つ巴・四つ巴の理由」

戦闘シミュ演習と同時並行で行わなければいけません。
水上9番隊は、水上以外の隊員がフリーなのでディスカッションを深めることができそうです。単独操作のメリットがこんなところにありました。

他の部隊も、ここにきて「少人数に操作を任せる」という選択肢に気付きそうです。流石に1人で捌いてしまう奴は水上以外にいないでしょうが…。


課題内容は「ランク戦が三つ巴・四つ巴で実施されてる理由」

1. 対戦の組み合わせパターンを増やすため
7部隊で1対1なら21パターンなのに対して、三つ巴・四つ巴なら35×2=70パターン。「いつもの対戦相手」というマンネリ化をできるだけ防ぐ。

2. 戦術のバリエーションを増やすため
例えば、ROUND8におけるヒュース包囲網。一時的に共闘しつつも落とした後のことを考えながら動くような高度な駆け引きが求められる。

3. レーダー上の敵の推測など情報処理能力を鍛えるため
一対一なら正体不明のレーダー表示が誰かを推測するのは容易。
三つ巴・四つ巴なら、動き方や位置関係から何部隊の誰かを推測する必要がある。

自力で思いついたのは、この3つですかね。どれか一つでも当たってたら嬉しいです。

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ワールドトリガー102話 葦原大介 集英社


ここまで読んで頂きありがとうございました。