漫画研究室

ジャンプ作品の感想や考察を書いている個人ブログです。ジャンプ感想を毎週更新中。ワートリ感想を毎月更新中。呪術廻戦・アンデラの単行本感想を随時更新中。

【2020年25号】週刊少年ジャンプ感想 表紙:呪術廻戦

f:id:mangalab:20200530233411j:plain
週刊少年ジャンプ2020年25号表紙 集英社
ネタバレあり。未読の方はご注意ください。
次号の感想はこちらから。


呪術廻戦

連載二周年突破!表紙&巻頭カラー!!
お祝い感のある表紙です。「呪」に×をして「祝」に書き換えてるような遊び心も面白いですね。五条先生が普段の目隠しじゃなくてサングラスなのがちょっと気になりますが、何か理由があるのかな?

巻頭カラーはおもちゃのチラシ感がありますね笑
アニメっぽさをイメージしたのかな。いつもと塗り方も違いそうですし、こういうカラーは中々珍しくて良かったです。


虎杖vs腸相で水が噴射されるのを見て「アニメ映えしそう」なんて言ってましたが、それ以上にアニメ映えしそうな陀艮の水浸し攻撃が出てきました。漏瑚といい花御といい自然災害系の呪霊の攻撃は画面が映えますね。
そしてこの攻撃を、コンクリに槍を突き立てて足場を作ることで回避してる真希さん。流石というか何というか。パワーどうなってるんだ笑


直毘人の術式はまさかのアニメ関連笑
芥見先生が時期を合わせたのかあるいは偶然か。どちらにせよ完璧なタイミングでした。
術式の詳細は分からないですが、コマに映った相手を攻撃することで本体にもダメージを与えられる能力なのは間違いなさそうですね。
全く術式の説明をされてないのに、いきなり連携できてるナナミンが凄いと思います。さすが一級術師。

直毘人も御三家当主に相応しいスピードと攻撃力で陀艮を追い詰めますが、ここでまさかの「領域展開」

以前、呪霊達がたむろっていた領域はやはり陀艮のだったみたいです。
この漫画において領域展開は別格の強さがあるんで中々厳しい戦いになりそうですね…。

ONE PIECE

ルフィ、やっぱりキレちゃいましたね。
まあこれは地雷踏んだから仕方ないよな…と納得できるんですが、それと関係なくゾロが建物をぶった斬って登場してくるのがヒドい笑
さっそく無茶苦茶ですね。


アプーが普通に強くてウザかったのが意外でした笑
正直なところ、隙を突かれなかったら余裕で勝てるぐらいの実力差はあると思ってたんですよね。でも、そういやこいつも最悪の世代でした。強くないはずがないか。

同じく最悪の世代のキッドとの戦いになりそうですが、キッドで抑えることができるのか?
アプーは能力の詳細がまだ判明していない分、得体の知れなさがあります。

チェンソーマン

「何度でも貴方を殺しに行くでしょう」への返事として「来んなら平日にしてくれよな〜日曜は仕事が休みだからよお」が出てくるの天才でしょ…。
藤本先生のこういうセンスが好きです。


「すべてを理解していきます」って言ってたキャラが、処理不能な量の情報を脳内に詰め込まれて負けるのは因果というかとても綺麗な構成ですね。世の中の全てを分かったつもりになってるだけの人への皮肉のようにも感じました。
何で全てを理解するとハロウィンになるのかは全く分からないですけど笑

ところで、ハロウィンと無量空処って似てません?


岸辺先生と吉田ヒロフミが目隠しをを取り出した瞬間、「あの女が来る」って気付いて心がザワっとしました…。
クァンシがマキマさんに気付くページとか首を刎ね飛ばされるページとか、無音のシーンが多いのにも恐怖感が煽られました。

そして、なんで…なんでクァンシ様が死ななきゃいけなかったんですかね…。読後感が最悪です。
特に岸辺先生の「何も見たくない」の一言で終わるの酷すぎませんか。このクソみたいな読後感を感じさせるためだけに、岸辺先生とクァンシの昔の関係を匂わせたんですかね…。人の心が無い笑


アンデッドアンラック

ユニオンvsヴィクトール!!
シンプルにバトルがメチャクチャ面白い上、考察材料も大量放出なんでメチャクチャ面白い。つまり…面白い!!!(語彙力)


●ヴィクトール(アンディ)
敵に上から目線でアドバイスするの穢土転生感ありますね笑。そういや黒髪もマダラっぽい。
再生部位を自由に選べるのかなり強いですね。もはやチート笑

●タチアナ
反射板?
タチアナについては「不可触(untouchable)」と予想していますが、この反射攻撃は「触れない→近寄らせない→跳ね返す」という解釈で説明がつくと思います。

●ニコ
「技術者」と呼ばれていたこともありサポート要員のイメージがあったんですが、意外と戦えますね。
以前は記憶検索に使われていた求道玉(黒い浮遊する球体)から熱線ビームを出しています。求道玉は古代遺物で否定能力はまた別にあるのか?

●一心
ヴィクトールの言葉をそのまま信じると、一心は戦闘員じゃないみたい。
否定能力の予想では不壊説がますます有力になってきたんじゃないでしょうか。ただ、否定者の共通点である名前のもじりが分からない…。

●トップ
めちゃくちゃフレンドリーだな。一気に好きになりました。
ボイドが死んだときのメンバーの反応から、ユニオンは仲間意識の弱い組織なのかと思ってましたが、ただ単にボイドが嫌われてただけみたい(やめてあげろ)。

能力でパッと思いついたのは「不停止(unstop)」です。
名前のもじりにもなってるし可能性は結構あると思います。「止まらない→減速しない→加速」と解釈すれば、超高速も説明できますね。

●古代遺物の少年
ヴィクトールは「何故気をやらずにいられる・・・リスク回避の能力か」と推測しています。
この発言から考えるに、古代遺物を体内に移植すると普通は重篤な副作用か何かがあるみたいですね。自分も不死だから試したことがあるのかな?

ジュイス
ジュイス…?
予想していた不本意(unwilling)」の否定者だとすると名前のもじりにはならないですね。そもそも間違っていたか、ジュイス英語圏外の名前なのか。
「不正義(unjustice)」っていう考察が今は個人的に一番しっくりきてます。

ヴィクトールと面識があるっぽいのも意味深ですが、それよりも気になったのはUMAバーンの加工物の剣。円卓回であれだけ読者をワクワクさせといて物語の裏でサラッと済ませてしまうの、テンポが凄いというか強いです。


風子の狙いは何だろう?この状態から不運を起こして窒息を狙うとかですかね?
いや正直全く予想がつかないです。

アクタージュ

夜凪さん、まるで恋してるみたいですね。

と、流石にこれは冗談として笑
ここで夜凪と黒山監督の関係の掘り下げというか、この二人が組むことにちゃんとした理由付けをしてくるんだろうなと思います。

そう言えば、黒山監督にとって夜凪は初めからずっと探し求めていた原石だったわけですが、夜凪にとっての黒山監督は「偶々拾ってくれてプロデュースしてくれるヒゲ」に過ぎない存在からのスタートだったんですよね。

もちろん、今はそれだけの存在ではないことが回想で示されています。才能を見出してくれたこと、芝居を教えてくれたこと、面倒を見てもらってること。夜凪にとっての黒山が恩人なのは間違い無いでしょう。

ただし、ここで「夜凪は黒山に惚れ込んでいるか」(変な意味ではなく)を考えると、未だにそこは黒山→夜凪の一方通行だったんだと思うんですよ。それこそ夜凪は黒山監督の作品を今まで観ようとすらしてなかった訳ですし。

だからこそ、最後のアオリが「今、夜凪と黒山が再び出会う時」なんじゃないでしょうか。
今度は夜凪が黒山を見つける番。


ところで、「別にいいんだけど」を心の中で連呼してるの可愛すぎじゃないですか?
あ、あと扉絵がメチャクチャ可愛かったです。カラーで見たかった…。コモドドラゴンの服を着てるのはかなり久しぶりでしたね。


「重大企画発表」と「特大Cカラー」
心がざわつくぜ…。アニメ?実写?ノベライズ?企業タイアップ?
なんでもいいぞ。準備はできている。こい!


ここまで読んで頂きありがとうございました。
面白かったらスターやTwitterでシェアして頂けると嬉しいです。
また別の記事でお会いしましょう!