漫画研究室

ジャンプ作品の感想や考察を書いている個人ブログです。ジャンプ感想を毎週更新中。ワートリ感想を毎月更新中。呪術廻戦・アンデラの単行本感想を随時更新中。

【ジャンプ感想】マグちゃん最終話・ドクスト228話・ONE PIECE1039話【2022年10号】

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週刊少年ジャンプ2022年10号の感想。

表紙&巻頭カラーは「ONE PIECE
今号のアンケートは「破壊神マグちゃん」「Dr.STONE」「ONE PIECEで送りました。

前号までは3作品に絞って感想を書いていましたが、今号からは書きたい作品の感想だけ書こうと思います。分量は全体的に短くなります。

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破壊神マグちゃん 最終話

連載中は「あ、今週も面白かったね…」くらいのテンションだったくせに、終わった途端に喪失感が半端ない。
何気ない日常のありがたみを失ってから知る。お通夜かな?

別れを描く〆に最初は面食らいましたが、噛み締めれば噛み締めるほど良い最終回。
2人の日常の先にある避けて通れない別れを描いた上で、流々ちゃんの孫?との出会いで新たな日常の始まりを予感させてくれる。
日常コメディ漫画として誠実な最終回でした。

Dr.STONE 228話

ホワイマンの正体、とりあえず誰も予想してない奴で良かったです。それなりに納得感もありましたし。

宇宙人説も機械(AI)説もありましたけど、機械=宇宙人というのは完全に盲点でしたね。
近いところまでは考えられるけどドンピシャは思いつかないという良い塩梅。

石化による永遠の命とメンテナンスのトレードは筋が通っているようで、全人類石化と矛盾しています。次回のホワイマンの説明を楽しみに待ちます。

ONE PIECE 1039話

ビッグマム、驕りでも矜持でもなく、事実として四皇を名乗ってるのが好きすぎる。
「テメェらみてぇのを何百人も海に沈めてきた」「何十年も君臨してんだ!俺たちは!」「おれは『ビッグマム』だぞ」
こういうセリフに全く三下感が出ていないのはビッグマムの格の高さが為せる技。普通ムリですよ。

あと細かい話になりますけど、「何千人も海に沈めてきた」じゃなくて「何百人も海に沈めてきた」になってるのが良い味出してる。多分ですけど有象無象はカウントしてない。最悪の世代クラスの実力者だけをカウントしているからこそ「何百人」という数字になっているんじゃないかなと。

一方で、ローとキッドもビッグマムが四皇であることを「ただの事実」として認識してる。
相手が四皇であることを認識しつつも、それを理由にビビるなんてことは全くない。キッドの「だから消すんだよ」というセリフがまさにそれですね。
四皇・ビッグマムの格が高いからこそ、それに物怖じせず挑むローとキッドの格も自然と高くなっています。

もはやワンピースにアンケートを送っても大した意味を持たないことは重々承知してるんですが、面白すぎるのでついつい死票を送ってしまいます。

僕のヒーローアカデミア 342話

「じゃあ…2人とも変だね」
甘酸っぱい恋愛漫画みたいなセリフなのに、状況が状況だけにシリアスにしか解釈できないのが悔しいです。
デクとお茶子が普通に恋愛できる未来、早く来て。

コンクリートと花 読切

読後感が良かったので良作判定なんですが、感想を考え始めると減点採点になりそうだったので思考をストップしました。良作です。良作。


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