漫画研究室

ジャンプ作品の感想や考察を書いている個人ブログです。ジャンプ感想を毎週更新中。ワートリ感想を毎月更新中。呪術廻戦・アンデラの単行本感想を随時更新中。

【ジャンプ感想】ドクスト227話・呪術廻戦173話・マグちゃん76話【2022年9号】

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週刊少年ジャンプ2022年9号の感想。

表紙&巻頭カラーは1周年記念の逃げ若です。流石の人気ぶり。

今号のアンケートはDr.STONE」「呪術廻戦」「破壊神マグちゃん」で送りました。

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Dr.STONE 227話

今回は何と言ってもホワイマン。
「開いてくれてありがとう」でゾワッとしました。

ホワイマンの正体が判明…?
メチャクチャ良いところで終わってしまいましたね。早く続きが読みたくて仕方がないです。
千空たちが気づいたということは既出の情報で予想できるってことなのかな。

AI説やアインシュタイン説など色々と考察が飛び交っている様子が楽しいです。個人的には何となくAI説を推していますが、不可解な点が無数にあって正直全くわかりません。
月面の黒いシミは、石化装置の山かAIを動かすための太陽光パネルかな?ただ、それだけでホワイマンの正体を断定できるとは思えないので、どちらもしっくり来ないんですよね。

きっと自分が考えても正解に辿り着くことは出来ないんでしょうが、考えても考えても分からなかったところにポンと正解を与えられる、その瞬間の快感を味わうために次回まで色々と考えてみようと思います。

呪術廻戦 173話

高羽。
「超人」がムチャクチャな性能していてウケますね。「面白いと確信したら実現する」術式を「自分が面白いと確信してる」術師が持っているのはズルなんですよ。
高羽が「羂索が突然死したらウケるな」と思いついたら全部解決してしまいます。

今は作品全体が暗い雰囲気なので、空気の読めないギャグキャラがいてくれるのが有難い。


仙台コロニー。
魅力的なキャラが4連発。芥見先生のキャラデザ力に完敗です。全員好き。

・ドゥルブ・ラクダワラ
名前のインパクトが凄い。容姿のインパクトも凄い。そして経歴のインパクトも凄い。
「2度目の受肉」「倭国大乱」「列島制圧」
これだけの設定を1キャラに注ぎ込んでしまうなんて贅沢すぎです。

・石流龍
説明は短く「泳者一の呪力出力を誇る大砲」のみですが、「泳者一の呪力出力」が引っかかりすぎます。
泳者には乙骨もいるんですよ?乙骨より出力が高いなんてヤバすぎる。

・鳥鷺享子
「元藤氏直属暗殺部隊 日月星進隊隊長」という肩書き。初出なので肩書きの凄さは不明ですが、なんか凄そうという雰囲気だけは伝わってきます。少年はこういうの好きなんですよ。
「空を操る術式」というアバウトな説明と、服を着ている部分だけ透明なデザインが、期待感を膨らませます。

・黒沐死
ゴキブリ呪霊。もう嫌いです。そして嫌いだからこそ強いんだろうなという説得力があります。
羂索が呪霊操術の支配から外した=黒沐死の呪霊玉は流石に食べたくなかった、みたいな想像がつくのも面白いポイント。


そして、いきなり1人狩ってしまった乙骨。
「五条悟に次ぐ現代の異能」というナレーションがバチバチにキマっていてカッコ良かったです。

ただ、式神の軌跡を領域とする術式を少しだけでも見たかったですね…。どんな術式だったんだろう。

破壊神マグちゃん 76話

卒業式。サブタイは「破壊神マグちゃん」。
この時点で最終回の雰囲気が全開だったので、覚悟を決めて読み始めました。

本編は満遍なく出番を与えられたメインキャラがワチャワチャする構成。いかにも最終回って感じでしたね。聖騎士団の十天将まで登場させるとは丁寧でした。
満を辞して流々ちゃんの将来の目標発表、マグちゃんと決意表明、いつもの破壊オチ。そして「破壊神マグちゃん 完」

…ここまでやって最終回じゃないんですか???
「もう少しだけ続く」の編集アオリを理解できなくて混乱しました。巻末の作者コメントが無かったら、今回が最終回じゃないなんて信じられなかったでしょうね。

最後にエピローグを数話やるのか、あるいはサイヤ人編が始まるのか。