【2020年52号】週刊少年ジャンプ感想 表紙：呪術廻戦

作品数は多めですが、それぞれの感想は短めです。

注意
ネタバレを含む感想です。
未読の方はご注意ください。

🥇アンデッドアンラック

観測史上最大の最大瞬間アン風速に吹き飛ばされました。

酒場のお母さんにもアンディ優しいね。そしてカッコいいね。
「苦しめたいだけだ」に「そっか」とだけ返す風子ちゃんもカッコいいね…。

風子ちゃん、何気に新人さんと英語で話してますね…。

かなり長い年月を夢の中で過ごしたとはいえ凄い学習能力。
現実に戻っても話せるままなのかかな？今は翻訳ネクタイが無いと無理ですからね。

アンディと風子の会話で出てきた「本当の死」という言葉。

このアンデラという作品自体がそもそも「最高の死を見つけるお話」なので、「本当の死」の定義をここでやるとはビックリしました。

過去アンディの考えも納得できるし、風子ちゃんの考えも素敵ですが、アンデラのラストを締め括る死としてはどうなの？と少し引っかからないでもないですね。

そして過去アンディとの別れ…。

うわあああああ！えぇ…。
これは言語化不能。

「今私好きって言った？」とか…。えぇ！？？？可愛すぎんか？

アン風だけどアン風じゃないアン風………！！！

ラストも良すぎますね…。
ここの風子ちゃんのセリフの全てが好き。アンディの表情も好き。

そして何より、この神回をアンディ初めての「いいね 最高だ」で〆るの完璧すぎる…！

アンディの一番古い記憶1865年4月15日はリンカーン暗殺の翌日。

1話の回想で描かれていたようにリンカーンの身代わりに撃たれた際にアンディの人格が生まれたとすると、それ以前はヴィクトルということになりそうです。

ちょっと辻褄が合わないのは、1話の回想で描かれてるアンディの容姿がヴィクトルじゃなくてアンディに似てるってことですね。
まあ、この辺の謎は次回から始まる回想で描かれそうです。

UMAゴーストのことはジーナ復活イベントだと思い込んでましたが、今回の過去編でアンディの昔の仲間が登場したり、風子ちゃんのご両親の話にも触れられてたりしたのが伏線っぽいですね…。

ジーナさんだけじゃなく色んな人と再会できるイベントになりそうです。

4巻が今月発売です。

アンデッドアンラック 4 (ジャンプコミックスDIGITAL)

🥈僕のヒーローアカデミア

No.3ヒーローより安心をさせてくれる高校3年生の到着って？笑

ルミリオン、登場の仕方といいタイミングといい、流石No.1に最も近いヒーローですね。カッコ良すぎる。

ミリオがここに個性を取り戻して現れたってことは、エリちゃんもPlus Ultraしたんだろうな〜と察せて、より胸が熱くなります。

いつかはあると思ってた復活だけど、まさかこのタイミングとは、良い意味で予想を裏切られました。

急に心配になってきたのは波動先輩ですね。
荼毘の炎をまともに喰らってるので火傷とか残りそう。

彼女、ミスコンに出てるみたいな美人設定があるから…。
このキャラに容姿問題を押し付けるの酷すぎるけど、ヒロアカってそういうところあるよね？(負の信頼)

🥉仄見える少年

待望の女子新キャラ！

だけどね…。主人公とヒロインの間に割り込む女子キャラは許されねぇよ？
哀別さんの慌ててる顔を引き出してくれたのは評価できますが笑

もうちょい伊織と哀別さんの距離近くならないかな〜。

あんまり新キャラの印象が良くなかっただけに、すぐに敵キャラと判明したのは嬉しい展開でした。テンポも良い。

あと、哀別さんが気配を察知するページとラストの睨み合うページが好きです。
やっぱ画力高いな…。

1巻が今月発売です。

仄見える少年 1 (ジャンプコミックス)

呪術廻戦

表紙、あまりにも"勝ち"でビビりました笑

アニメで知名度も高まってますし、この表紙でジャケ買いした人も沢山いたんじゃないかな。

あと、巻頭カラーも良いですね。
配色がちょっとハロウィンっぽい。ずっと作中はハロウィンだけど笑

高専だよりのインタビューも面白いですね〜。
声優さんってやっぱり役への理解度が高いんだなって改めて思わされました。

キャラの解釈とかとても納得できます。

凄いなこの漫画。衝撃展開なし素のバトル描写でこの面白さか。

動いてないのに動いて見えます。
タイマンの肉弾戦に関しては、今のジャンプで呪術の右に出る作品は無いんじゃないかな。

「黒閃を狙って…」とかナレーションがキレッキレなのはもはや言うまでもなく、今回は「自分探し」とか「お互い元気いっぱいだな」とか、短い掛け合いに因縁が凝縮しいるのが半端なかったですね…。良い…！

あと、地味にアオリの「黒い火花、散るのはどちらか！？」も大好きです。歴代アオリでトップクラスですね。

「その先で爆ぜる1/100000の火花」と「虎杖悠仁は黒い火花に愛されてる」を彷彿とさせる名アオリでした。

ONE PIECE

サンジ笑

しょうもない罠に引っかかりやがって。サンジはもうこれでいいよ笑
蹴れない女性が相手ですが、どうするんだろう？

ゾローーッ！！！

いや〜カッコ良すぎましたね。
技名とか一言も言葉を発してないのに、むしろ静かな怒りが伝わってくるような迫力がありました。

「カイドウを斬る」って言ってますし、カイドウはタイマンじゃなくて集団で協力して倒す感じなのかな。

マッシュル-MASHLE-

見開きで一言ずつ自己紹介するの、定番なのに何故か笑っちゃいました。
笑うところじゃないんですけどね。絶対コラとか作られるやつじゃないですか笑

今週もギャグとシリアスの配分が良かったです。
バルーンアートが脈絡なさすぎたのと、カイセ=ツッコミーの名前の雑さと2回名前が説明されたの好きです笑

SAKAMOTO DAYS

…最強の漫画ですか？これ来たんじゃないですか？
ジャンプラで連載してたらバズってそうな気がします。

コメディ寄りの作品と思ってましたが、笑えて明るいバトル漫画くらいの認識の方が近いかな。

想像の中で殺されるやつ、何回読んでも騙されるし、何回騙されても笑ってます。

シンがエスパーだけじゃなく格闘でも普通に活躍するのもストレスがなくて良いですね〜。お前何やってんだよみたいなのが無いので。

それでいて、一番の魅せ所はしっかり坂本さんに任せるっていう完璧なバランスっぷり。

そして、今週の一番の見所は夫婦愛でした。

坂本さんも奥さんも可愛かったです。
特に奥さんの回想でのイカれっぷりとか最高ですよね。
あと…あんまり褒めると坂本さんに殺されるのでこの辺にしとこう笑

Dr.STONE

後はバイクで逃走するだけと思ってたので、個人的には想定外のバトルでした。

司と氷月削られたの痛いですね…。
逃げられ続けてるのにスタンリーの格が全く落ちないどころか上がってるの本当に凄い。

破壊神マグちゃん

なんて微笑ましい…。
ただ、終盤はちょっと切羽詰まりすぎてて思わず引いてしまいましたね笑

そんなに焦らなくてもいいんだ。頑張れ。

錬とナプタークが親指を立て合うの友情って感じがして良いですね。
友情…ではないか？笑

あと、姉登場→何してやがる→何もやってねえで死ぬほど笑いました

BUILD KING

ワクワクする世界観が魅力の本作ですが、設定そのものだけじゃなく、その魅せ方も工夫されてんだな〜と。

石を積んで上空から台風を見るってので師匠の建築力がさりげなくアピールされてますし、台風を上から見るトンカチたちのさらに上から見る構図という発想力が半端なく好きです。

弟の無鉄砲な行動を責めるどころか共感するナナの立ち位置が良いですね。
ここで正論言われても冷めるだけですし笑

最近は真面目な漫画が多いですが、こういう古き良きな精神論な漫画も、THE少年漫画って感じで良いですね。

夜桜さんちの大作戦

かなり久しぶりな気がするおじいちゃんとおばあちゃんの登場。
おじいちゃんの登場の仕方がブッ飛んでて早速笑いました。

「100はどこから！？」とか、久しぶりに夜桜のコメディ部分が刺さったので良かったです。

あと、ラストの「夜桜前線」の見開きも大好き。
いつからこんなカッコいい漫画になったんだっけ？笑

個人的には、兄妹の中で四怨姉さんが一番イケメンだったと思います。

僕とロボコ

3連続でめくったところに巨大化していくロボコがいるの卑怯だって笑

パロディやオリジナルの細かいギャグが散りばめられてて、最初から最後まで笑いっぱなしでした。
パロディならセルの爆発、オリジナルなら手がパンのくだりが地味に長かったのが好きです。

あやかしトライアングル

急に自分の領分を思い出したかのようなお色気回。
ずいぶん久しぶりにお目にかかった気がします。

可愛らしい茶釜のタヌキとの緩い和解にメイン2人の能力も絡めつつ…ていう丁度いい日常回に心が安らぎますね笑

あとは、Cカラーが綺麗すぎました。

2巻が今月発売です。

あやかしトライアングル 2 (ジャンプコミックスDIGITAL)

灼熱のニライカナイ

チャコの「いいんですかそれ！？」っていうツッコミで吹き出しました。
このシリーズの最後の決め台詞は「恩返しだ」と予想笑

今回の掲載順はそれなりでしたが、実際のところ人気どうなんですかね。自分は何だかんだ毎回楽しんで読めてますが…。

チェンソーマン

デンジvsマキマの殴り合いが凄いな…。
カッコいいとかじゃなくて「凄い」としか言い表しようがない…。

呪術の戦闘を動きが見える動画みたいな感じだとすると、チェンソーの戦闘はそれを一時停止した瞬間を切り取ってるイメージです。

効果音書き込みまくってる激しい殴り合いから、ポチタを静かに取り出す文字が全く無い見開きに移る緩急とか良いですね。

てか、ポチタってこんな風にデンジの中に入ってたんですね。
可愛いな笑

夏祭りのおもちゃを思い出しました。ゴムの叩いたら光るやつ。

高校生家族

小学3年生が高校1年生になる漫画のお手本みたいに完璧な回でしたね(そんな漫画は他に無いよ)

「クサいんだもんっ！」が好きです。この無理して言ってる感じが凄く良い。

リアル父親の読者は笑えてなさそうなネタだけど。

AGRAVITY BOYS

あ、そんなあっさり…な人類初タイムマシン。
良い話になりかけた気もしましたが、特に何も進展は無かったですね。

良し！(良くない)

ここまで読んで頂きありがとうございました。

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#wj52
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— シマ (@shima_manga) 2020年12月4日

また別の記事でお会いしましょう！