漫画研究室

ジャンプ作品の感想や考察を書いている個人ブログです。ジャンプ感想を毎週更新中。ワートリ感想を毎月更新中。呪術廻戦・アンデラの単行本感想を随時更新中。

【2021年2号】週刊少年ジャンプ感想:チェンソーマン第一部完結&第二部発表&TVアニメ化発表

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週刊少年ジャンプ2020年2号 集英社

注意
ネタバレを含む感想です。
未読の方はご注意ください。


今週のジャンプも面白いや…。


ジャンプ本誌の作品ではないですが、「怪獣8号」についてのアンケートをとっているので、「怪獣8号」の読者の方は協力して頂けると嬉しいです。



🥇チェンソーマン

前回の生姜焼きはネタとして楽しめましたが、今回の見開きカラーは生々しくて何か嫌でしたね…。
(ちなみに月曜日の昼食は唐揚げ丼と豚汁でした。食欲には勝てない笑)


マキマさんの生まれ変わり?のナユタ。

「ナユタ」という名前に聞き覚えがあると思ったら、タツキ先生の昔の読切に登場するキャラクターでしたね。
流石に関係はないでしょうが、キャラデザがちょっと似てます。

ジャンプ+でポイント使ったら読めるので未読の方は是非。


マキマさんはチェンソーマンの匂いしか覚えてなかったのに、デンジはマキマさんの噛む力まで覚えてるという皮肉な対比になっていました。
こういうの好き。


マキマさんとの決着がついて「第一部 公安編 完」

支配の悪魔の夢も叶えられるというラストでしたが、予想の斜め上の裏を行くようなぶっ飛んだ展開ばかりの作品の割に最後はそれらしい〆でしたね笑

ただ、デンジの成長要素としてはまだまだ無限にあると思うんですよね。
チェンソーマンが大人気になった場面での「普通」「モテてる〜」とか、テーマとして消化不良な感じもありますし。

テーマについては僕が理解できてないだけの可能性もありますが笑


ジャンプ+で第二部!?

楽しみですね〜。
チェンソーマンが移籍するとなると、本誌とプラスの差がまた一気に縮まりそう。
本誌とプラスが同格、あるいはそれ以上になるのも時間の問題かも。



祝TVアニメ化!!

またMAPPAが制作かよ笑
呪術でクオリティは保証されてるので安心ですね。

1ページ目のカラーはアニメverなのかな。どういう画風や雰囲気のアニメに仕上がるか今から楽しみです。
てかTVで流せるのか…?笑


小学3年生なのにしっかりしてて偉いですね(棒)
お兄ちゃんに「お疲れ様です。ありがとうございました。」とお伝えください。


🥈約束のネバーランド 特別編 母の決意

これは…!
まさかここまで良い特別編を読めるとは思ってもみませんでした。これまでの特別編の中でもぶっちぎりで好きかもしれない。

原作補完として完璧すぎるので、どうせなら原作に入れて欲しかったエピソードですね笑


実は、これを読むまで最終章でイザベラが再登場したこと自体にそもそも違和感があったんです。
というのも、脱獄編ラストのシーンが大好きで、親子のエピソードはあそこで満足してしまってたんですよね。

脱獄によって監視官と食用児という関係が解消されたことで、GFの歪な関係の中でも確かに存在していた親心が一気に溢れ出した結果が、「行ってらっしゃい 願わくばその先に光がありますように」という最高のモノローグだったんだと理解しています…。
あの瞬間に親としてのイザベラが監視官としてのイザベラを完璧に上回っていたので、そのあとに敵としてエマたちの前に立ちはだかる展開なんて考えもしてませんでした。

その後、敵としての再登場、更にエマたちの味方として裏切ってくれたわけですが、そこに至る過程とか他のママを味方につける過程とか、その辺が完全にすっ飛ばされてたんで、もう完全に「へー」状態でした笑


そこで今回の特別編ですよ。

今回の読切で主に感情が描かれてるのは部下たちでしたが、部下たちの状況とイザベラの状況はそのまま被っています。
特に、部下たちの心が大きく動いた母親としての感情とか。

部下の心境の変化の説得力がイザベラの裏切りの説得力にも繋がっているんだと思います。


レイのメモをずっと取ってあったり、「私を負かした子供達よ」なんてセリフだったり、母としてのイザベラをたくさん見ることもできて、本当に良い特別編でした。

いや〜。
長いこと冷めていた約ネバへの想いが久しぶりに盛り上がりましたね笑


🥉仄見える少年

流石にこれは怖すぎるって…。

千手のときはホラーバトルのバトルがメインでしたが、今度はホラーの方がメインですか。
これをスマホで読んだのは勿体なかったですね。見開きのインパクトはタブレットで受けるべきだった。


小町ちゃんが好きになるか嫌いになるか微妙なラインの新キャラだったのがせめてもの救いかな…。
伊織にベタベタ行くキャラじゃなかったら精神崩壊してた気がします。

インパクトが弱まったのは漫画的にはむしろ不味かったのかもしれないですが。


ちなみに似たような展開を、犠牲者と主人公をしっかり仲良くさせた上でボスバトルと同時にやった漫画があるらしいです。
呪術廻戦って言うんですけど()




Dr.STONE

ドクストのアニメ2期もいよいよ1月からですか!
楽しみが増えますね。

巻頭カラーには「放送・配信開始!!!」と書かれていますが、こういうところからも配信が重要な時代になったことが分かります。


ジョエル、史上最速復活では?笑
石化してたの2、3コマだけですよね。

石化装置の再起動を巡って待機組の間で一悶着あるかと思ってましたが、意外と平和な感じのままでした。


気候の細かい話は雰囲気でしか読んでませんが、日本での雪が伏線になっていて、このタイミングで回収するの凄いですね〜。

一から作り出すのは不可能な単位系を、復活直後の身長から再現してたってのも好きです。ちゃんとしてる笑


ONE PIECE

「古代種」というサブタイに相応しい、古代種能力者の6連弾。
これは映えるな〜。


装甲部隊を率いてたササキがトリケラトプスの能力者なのは納得ですし、フランキーと重量級同士でぶつかるのが楽しみです。
クモとかサーベルタイガーとか、恐竜だけじゃないのもワクワクしますね〜。

そして、これまでは戦う相手がすぐ変わる乱戦でしたが、流石にタイマンに移行してきました。
ルフィもそろそろカイドウの所に辿り着きそう。


このタイミングでヤマトの回想に入るの?
このシルエットはエースですね。こっそり入国しただけじゃなくてカイドウと戦ってたのか。よく死ななかったな笑

連載1000話を目前にしてどんなエピソードが明かされるんでしょう…?


マッシュル

ハリーポ◯ターかな?(今更)

ただ、冷静になってみると、適した杖が飛んでくるってそんなにレアな設定じゃないんですよね。ブラクロもだし。

でも何だろう?この圧倒的なハリーポ◯ター感の正体は?笑


杖屋でのエピソードも「絶対に抜けない聖剣を腕力で無理矢理抜く」系列ですね(そんな系列はない)
ただ、落ちてる杖を取ったら水が湧いてくるなんて無理矢理な設定はマッシュルじゃなきゃ許されないんですよ笑

何でも許されるゆる〜い雰囲気が好きです。


SAKAMOTO DAYS

テンプレェ!

組織に追われる女性…どこかで見たことのある気しかしない展開ですが、ある程度の面白さが保証されてるとも言えます。


ちゃんとしたバトルになるかと思ったんですが、まだまだ坂本さんは無双し続けるよう笑
こういう最強キャラはいつから苦戦させるかタイミングが難しそうですよね。


ちなみに新キャラの女子は巻頭カラーにも描かれてたのでレギュラー入りしそうです。


僕とロボコ

フォロワー数は戦闘力。

このブログの管理人のフォロワーは500人くらいなので、ラディッツと闘ったときの悟空よりちょっと強いくらいです。やったぜ。


匿名Twitterに馴染みすぎてて、家族とか友人の写真を上げてるのドン引きしてしまいました…。
そういやこれギャグ漫画だったな笑


最後のページのロボコに共感しかない笑
なんだかんだフォロワーはたくさん欲しいものなんですよ。人間なんて承認欲求の塊なんで…。



ガチでアカウント出来てるの卑怯でしょw

このあと、ロボコのエゴサに引っかかりました笑




呪術廻戦

冥冥さんって500円玉で召喚できるのか…。

数百万単位の賄賂を普段から受け取ってるのに小額でも反応するなんて守銭奴の鑑ですね(違うそうじゃない)


第2クールの主題歌も発表。
そもそも変えるんだっていう驚きがありました。

鬼滅であれだけ紅蓮華のイメージ戦略が上手くいったので、2クール放送同一主題歌が主流になるんじゃないかと思ってたんですけどね。


ダダダダーン

何度か読切は読んだことのあるマポロ3号先生の新作読切。

ピアノ自体はよくある題材ですが、凄い演奏を「グニャる」で表現したのは初めて見ました。
こういうところに作家性が出るんですかね。


明確な盛り上がりのあるバトル漫画とは違って、ピンポイントにどこが良かったというのは難しいですが、作品全体に流れる空気感が好きな作品でした。

初めて見た作品より次の作品、さらに今作…と段々好きになってきてます。


BUILD KING

前回、こるくが逆さで登場したのは逆さ城の伏線だったんですね。
しっかりしてるな〜。

そして、最初の現場が逆さの建物というのもインパクト十分。
どうやって工事するんだろ?とか考えが膨らみますね。

バトルと絡められるのかも気になるところです。


夜桜さんちの大作戦

いよいよ人外能力バトルとしての磨きがかかってきたな…笑
ソメイニンまではぎりぎり耐えてたけど、今回のフォームレスとエンドレスで一線超えたって感じです。


「本当のリスクはここからだ」の見開き、素直にゾワっとしましたね。

こういう荒技をしてくるおじいちゃんというイメージが全く無かっただけに、完全に意表を突かれました。
ただ、太陽が止められなくても能力で弾を逸らすつもりだったとかフォローも欲しいところ。流石にね。


太陽が体の正面で弾を受け止めてるの良いですね〜。

クールに止めるんじゃなく、身を挺して守ってるんですよ。
カッコ良さと夫婦愛が凝縮されています。


アンデッドアンラック

44話で不死(4)vs不死(4)の扉絵の演出をするの、一体いつから考えてたんだよ…?
戸塚先生が天才すぎて怖いです笑


不死の応用技の撃ち合い!
バリエーションのある工夫への感動、そしてそれを魅せてくる画面への感動。

めちゃくちゃ面白い!!語彙力が…追いつかない!!


不死の男の「死んでも守る」はカッコ良すぎるな…。
反則ですって。絶対守りきるやつじゃないですか。


「信じろ」「変われた」「ブッ壊して」なんてセリフがありますが、これは偶然なんですかね…?

そもそも、この世界線だとユニオンに捕まえられてた期間が無かった可能性まであるけれど。


かつてアンディが風子を救ってくれたように、今度は風子がアンディを救ってあげてたんですね。
最高のタッグです。


ヴィクトル強すぎますね…。
ユニオンと戦ったときどんだけ手抜いてたんだよ。

完全にアンディの上位互換ですが、超える可能性があるとするなら「不運弾」の不確定要素。
やはりアン風が世界を救うのか?


高校生家族

お父さん、レク係の顔じゃないのに適任でしかないというギャップでまず笑ったのに、係長まで持ってくるの卑怯だって…笑
「なあに経験はあるさ」じゃないんだよ笑

クラスの男子は既に「一郎」と呼び捨てで呼んでるし、女子も「おっさ…一郎さん」と徐々に受け入れつつあるの、なんか笑ってしまう。やさしい世界。


AGRAVITY BOYS

「我慢すれば電車内で読んでも何とかなるだろ」と油断してて、無事1ページ目で死亡しました。

ほんと頭おかしいしんじゃないの?(褒め言葉)



ここまで読んで頂きありがとうございました。

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また別の記事でお会いしましょう!