【2020年10号】ジャンプ感想 新連載:魔女の守人
ネタバレあり。未読の方はご注意下さい。
次号の感想はこちらからどうぞ。
- 魔女の守人
- ONE PIECE
- 鬼滅の刃
- ハイキュー!!
- 僕のヒーローアカデミア
- Dr.STONE
- アンデッドアンラック
- アクタージュ
- AGRAVITY BOYS
- ミタマセキュ霊ティ
- 呪術廻戦
- 次号予告
魔女の守人
正直言うと、死臭しかしないです…笑
でもせっかくの新連載なんでまずは良いところから。
ここまでがっつり王道というかベタにくる新連載はもはや逆に珍しい気がします。本誌より「GIGAに載ってそうな作品だな〜」というのが第一印象でした。全く同じ設定の漫画は無いはずなんですがどこか既視感を感じます。
チェンソーマンやアグラビティのような異色な作品の方が最近は話題になりやすく生き残りやすい傾向にある中で、「これが作者の好きなものだ!」と強気に主張してくるところには好感が持てます。
魔女の設定や世界の地理なんかはかなり練られているようですし、その開示を上手いことやれば厨二心をくすぐられそうです。あと、男主人公の剣と鞘の二刀流がカッコ良かったんで、魔女の魔法と合わさったバトルシーンに期待したいですね。
ここからは自分が死臭を感じた部分を挙げていきます(見たくない方はとばしてください)。
- 魔物と普段から戦っていて魔女の実力も知っているはずの騎士達が「これが…魔女の力!!」とまるで初見のように驚いている。
- 男主人公がこのタイミングで魔女に自己紹介してる。初対面では無いはずなんですが。
- 魔女は自分が殺されることを知った上で諦めて受け入れてるなら、わざわざ騎士が暗殺する必要がない。秘匿処刑でもなんでもやったらいいはず。
- 3000人の女子を一斉に殺す儀式を一般人にバレずに行うことができるはずがない。
- 「3秒で八つ裂きにしてやろうか?」「1撃・・・それも2秒で・・・!!」この流れがくどい。
- 騎士が思わず出てきたときの「出るとこ間違った」があまりにもくさい
ボロクソ言ってますけど、これで生き残ったら節穴晒して大恥ですね笑。
ONE PIECE
「あの日の判断はあれでよかった 話を未来に進めようぜ」
心に刻みたい名言です。テスト前なのにスマホをいじっちゃた時とかに使いたい(おい)。
カイドウが万全の状態を整えたのにも関わらず傷を負わせたおでんがカッコ良すぎました。負けた理由がモモの助のことを気遣ったからってのも全くおでんの格を落とさない負け方で完璧です。いやむしろ格が上がったのか? ほんとにこの過去編でおでんのこと滅茶苦茶好きになりました。
逆に言うとカイドウの格が少し落ちてしまいました。
ロジャー≒白ひげ>おでん>カイドウ
全盛期のズレで20年前より今の方が強くなってる可能性もありますが。
赤鞘は未来に逃げる筈なのでこのまま終わるとも思えないな…。
もう一波乱あるぞ…。(って来週休載かよ)
鬼滅の刃
「円舞」と「炎舞」の音が同じでややこしいっていうツイートをこの前見たときは、ふ〜んくらいにしか思わなかったんですけど、まさかこういう意味だったとは。
鬼滅のパワーアップイベントは場当たり的というかご都合主義な印象を受けることが多いんですが、今回に関しては完全に綺麗に繋がり、今までの全てが今回のために存在したんだと確信を持って受け止められました。
漠然と日の出まで戦うという状況から勝ち筋が明示されて緊張感が出てきました。バトルがだれなくていいですね。
このテンポだと次に巻頭カラーをもらう頃には連載完結しててもおかしくなくて怖いです笑
ハイキュー!!
変人速攻が早くなった理由、打点で落ちるトスじゃなくなったからじゃなかったな笑
オールスター集合って感じで読んでて楽しいですが、個人的に一番良かったのは鷲匠先生の嬉しそうな表情でした。
僕のヒーローアカデミア
エンデヴァーさん…。丁寧にホークスに死亡フラグ立ててあげないで…。
ここまでヒーロー側の作戦がうまくいくと逆に怖い。
構成的にラストバトルのデクvs死柄木に向けてプロヒーローの戦力を削らなきゃいけないから、幸せな未来が見えないんですよね。「プロヒーロー敗北→解放戦線の支配→学生がレジスタンス」なんて予想もたってますがあり得そうです。
ところで内通者疑惑がある葉隠ちゃんですが、見る限り今週はどこにも描かれてないっぽいです。正体がバレて今頃オールマイトが尋問してるんですかね。バレてなかったら解放戦線側に情報流してるはずですし。
Dr.STONE
イバラと千空・龍水の攻防が最高に面白かったのはもちろんとして、最後の「また一人だ」からの「今度は一人じゃない」が完璧すぎて100億点あげたいです。
正直、主要メンバー全員こっちに来てたんで石神村のことはすっかり頭から抜け落ちてました。ごめん、ルリ笑
アンデッドアンラック
扉絵強い…好き
あと柱の「つまりは・・・激戦!!!」が頭悪すぎて最高。本編のノリと合ってます。
不回避のメカしんじゃったのは残念だけど、風子ちゃんが覚悟決めたのカッコいいし、赤面するのは可愛いし、それにキレるアンディがクソイケメンでどうでもよくなっちゃいました。ごめんね。
「不死の論理バトル」「不運のギャグ的演出」「恋愛」「下ネタ」「魅力的な敵キャラ」「スピード感」
この漫画の強みが3話にして分かってきました。アンデッドアンラックは3話までで1話。
アクタージュ
AGRAVITY BOYS
扉絵が星アキラでいきなり笑わされましたw
クソほどしょうもないギャグで散々笑わされてたら、いつの間にか縦軸動き始めましたね。いや、まあどうせこれもしょうもないオチなんでしょうが笑。
今週の一番のお気に入りは、いつまでもパンツを履かないババの「妥協はせぬ」でしたw
ミタマセキュ霊ティ
ジャンカ回かと思ったらサーモン回でした(は?)
これは卑怯w
呪術廻戦
次号予告
電子版限定短期連載!?
編集部は読者に電子版に移行して欲しいのか、紙で買って欲しいのか方針が読めないですね…。僕は紙で買ってるんで今回の特典は結構きついです…。
「ハラキリゴメン」の那波歩才先生は、2018年に金未来杯で「APOLLO」というゴーストバスターの漫画を掲載されてましたね。そこで評価されての短期連載への抜擢でしょう。
「レイブン無頼」の小林英拳先生も同じく2017年の近未来杯で「レイブンブライ」という読み切りを載せられています。確か格闘家の主人公がストーカーを撃退するみたいな話だったはず…。前作とタイトルほぼ同じですが中身はどうなんでしょう。
そして巻頭カラーは鬼滅の刃!!
う、売り切れそう〜〜。早めに買いにいきゃなきゃです笑。
あと、配送の都合で一部地域で発売日が早いらしいんで週末はツイッター避けた方が無難そうです。
ここまでお読みいただきありがとうございました!
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また別の記事でお会いしましょう!!