漫画研究室

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【2020年17号】週刊少年ジャンプ感想 表紙:約束のネバーランド

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週刊少年ジャンプ2020年17号 表紙

ネタバレあり。未読の方はご注意ください。

次号の感想はこちらから。

 

約束のネバーランド

第172話「自由」

「私達はもう何からも囚われたくない」

やはりこの漫画は脱獄漫画でした。「GFからの脱獄」の後に「鬼の世界からの脱獄」という目標を提示したときも「上手いな〜」と思わされましたが、今回はそれ以上に感動というか感心させられました。

GF脱獄編以降はあまり好みのストーリーではないんですが、時々こういうハッとさせられる回があるので読むのをやめられないんです笑。「食と命」に向き合った女王を倒した回とか好きです。

 

エマの言うことは綺麗事にすぎないです。 漫画の中ならともかく現実世界で通用する言葉ではないでしょう。ただ「それぞれの立場を差し引いたら…そうやって考えたら 本当は皆憎み合わなくてもいいんじゃないかな」というセリフのページに現実世界を連想させる背景を使っているのは、我々読者にもメッセージを送っているのかもしれません

 

鬼滅の刃

第199話「千年の夜明け」

無惨「卍解

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(左)鬼滅の刃 第199話 (右)BLEACH 第125話 

肉の壁を作って体を燃えるのを遅らせるのは合理的ではあるんですが、なんで赤ん坊の姿なんでしょうね。無惨が衰弱しているのを表現するためですかね。

全員で繋いだ勝利となるのか…? 炭治郎が無惨の体の中に取り込まれてしまってますし、まだ何かありそうな気はします。無惨が日光を克服する展開とか。

 よろしかったらこちらの記事もどうぞ。

 

ONE PIECE

第975話「錦えもんの一計」

台無しだよ錦えもん笑

読者からは何か仕組んでるんじゃないかと思われていた"キレ者"の錦えもんですが、想像以上のバカでしたね笑。そしてそれを信じてた傳ジローもバカだ笑。

いや二人ともそれが良い方向に作用しているんで笑い話にできるんですが。

 

"狂"死郎が「『鬼ヶ島』討ち入りの作戦は何一つ"狂"っていない!」というのがエモすぎました。

 

呪術廻戦

第100話「渋谷事変⑯」

「祝100話到達Cカラー!」…のはずなんですが…

生存:2名 封印中:1名 生死不明:1名 死亡:2名

メンツがやばい笑

 

そして節目回にも関わらずアニメ関連の情報発表もなし。いつまで読者は焦らされるのでしょうか。連載開始は2018年14号なので2周年をやるにしても遅い気はするんですが、本誌ではまだ言及されてないので再来週ぐらいに表紙&巻頭カラーで発表がある…かも?

 

ナナミンの無双からは、虎杖vs蝗GUYのときの「小細工では埋まらない実力差が 両者にはある」を思い出しました。「伊地知を刺し、京都交流会にも現れた呪詛師」の術式は自律して動く手のついた刀だと思っていたんですが、七海から致命傷を受けるたびに頬のマークが一つずつ消えており、「俺の術式がなければ死んだいた!」とも発言していることから、この身代わり能力が術式だったようです。

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呪術廻戦 100話

ということは自律刀の方は呪具なのかもしれないですね。同じ術式の応用でこの2つの能力ができるとは考えにくいですし。

 

そして次週、虎杖と腸相が会敵。腸相からすれば弟達の敵。実力的にもそうですが虎杖の性格的にも戦いにくそう。

 

Dr.STONE

Z=144「RYUSUI GEN VS. SENKU KOHAKU」

イカサマ見破っても勝負は続くんだ…って思いながら読んでたら、羽京が「A5枚ある」ってツッコんでて笑いましたw

「縦軸が進んでいない&ポーカーで決める必然性がない」ってので若干不評のようですが、キャラの特性を活かした1話完結の話として捉えればかなり良かったので私は好きです。

あとコハクの衣装が最高でしたね。ええ。ゲスい意味ではなく。ええ。

 

ハイキュー!!

第387話 「最強の敵」

中学時代の「誰も居ない」と同じくらい大きな影響を影山に与えていたであろう「影山一与との死別」が今回明らかになりました。第一セット決着で落ち着くだろうと油断させといていきなり「影山飛雄:オリジン」は卑怯だろ!

1ページ目にサブタイが無かったので、最後にサブタイを出す演出だと気づいてどんなサブタイか予想しながら読んでたんですが、まさか1コマ目の菅さんのセリフ「今度は"最強の味方"じゃん」にヒントが隠されていたとは…。最高です。

影山飛雄もかわいいし影山一与もかわいい。影山美羽が祖父のことを「一与くん」って呼んでるのも尊いです。

 

マッシュル-MASHLE-

第9話 「マッシュ・バーンデッドとお兄ちゃん」

「シスコン=犯罪者」とかやばすぎるツッコミどころはあるけれど、ただ単に主人公がバカすぎるだけだし、バカの割には根っこの部分はちゃんとしてるので、そこまで嫌いに慣れないです。かと言って好きにもなれないけど。

複雑な漫画が多いので、シンプルな箸休め的漫画の役割を担ってくれてるのは地味にありがたいです。頭使わずに読める漫画はむしろ今の誌面では貴重なんで、マッシュル、ミタマ、アグラビ、夜桜あたりは掲載順がもう少しばらけてると雑誌全体が読みやすくなると思んですが。

 

僕のヒーローアカデミア

NO.265 「敵とヒーロー」

生徒は適材適所で活躍させ、役目が終われば後方に撤退させる方針の様子。個性はかなり相性がありますし、これまでの戦いを見てると学生の個性に頼りたくなる気持ちが分かってきました笑

にしてもファットガムのお腹に埋まってる常闇めっちゃかわいいですねw

常闇くんのホークスへの想いが強ければ強いほど死亡フラグが強固になっていくのは何とかなりません?

 

アンデッドアンラック

No.010 「これが私の着たい服」

今週のモザイク。

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アンデッドアンラック 10話

服のUMA「クローゼス」とのバトルで再生する服をGET。さらにUMA「スポイル」捕獲任務の目的地がニューヨークと判明しました。

たった19ページの中に「風子の他人を思いやる精神」「風子とアンディ信頼関係 」「UMA初登場」「シェンの好感度UP」「否定者以外の組織の構成員の立場」「再生する服GET」「次の敵の能力・目的地判明」など無数の要素が詰め込まれています。凄い情報量。ただ既出情報の確認も結構してくれるので混乱せずに読むことができます。出来過ぎかよ。

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アンデッドアンラック 10話

「ムイさん」「ムイちゃん」への呼び方の変化で風子が他人と距離を詰めていることが描かれているように、細かいところまで考えられているのも凄いと思います。これ、どれだけ練ってるんでしょうね。

 

UMA服に対応する否定者は「不服」になるはず。一見何も関係ないように思えますが、UMA服に対抗する手段が「不服」になっていると。言葉の使い方というか遊び方が上手すぎます。これで服だけに限らず、全てのUMAへの対抗手段がその否定形(不○)になっている可能性が出てきましたね。

服のUMAには「1129」と管理番号が振られてたので、アンディの胸の数字「1865」も管理番号だと予想。服の番号は「1129(良い服)」と駄洒落になってますし「1865」の方も駄洒落になってるのかもしれません。

 

 spoilって「駄目にする」で覚えてたんですけど「腐らせる」って意味もあるんですね。対となる否定者は「不腐(ふふ)」で良いのかな。「防腐」なら聞き馴染みがあるんですが「不腐」は違和感があります。今まで出てきた否定者は「不死」「不運」など日本語としても不自然でなかったんですが、こういう否定者もこれから出てくるのでしょうか。

 

こんな記事も書いてるので良ければどうぞ。

 

チェンソーマン

第63話 「地獄旅行」

サブタイが「地獄」じゃなくて「地獄旅行」なの、伊豆旅行の話にかかってるのかもしれないです。

今までサンタクロースと思われてたお爺さんはトーリカの師匠の人形で、トーリカも今回で師匠の人形にされてしまった。つまり師匠が本当のサンタクロースだったと。そしてお爺さんと彼の養子3人をコストにして地獄へ招待。

最後の見開きの地獄の景色はイメージと違いすぎて呆然としました。

衝撃展開の連続かつ情報量が多いので、ついていくのが段々しんどくなってきましたね笑

 

アクタージュ act-age

scene106. 「勝負」

公式のよなちよは強い(確信)。

 

サムライ8 八丸伝

最終話 「パンドラの箱

岸本先生、大久保先生、ひとまず連載お疲れ様でした!

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NARUTO 155話

この言葉を信じて次回作を楽しみに待たせていただきます!

 

次号予告

表紙&巻頭カラーは「鬼滅の刃」!!

こ、これ…終わってしまうのか?人気投票の結果発表は結構先のはずなので、それまでは連載続くはずだと思うんですが…。

 

Cカラー&人気投票結果発表「アクタージュ」!!

夜凪さん1位は固いでしょう。

 

Cカラー&募集企画発表「ミタマセキュ霊ティ」!!

同じギャグ漫画のアグラビが始まって一時はどうなることかと思いましたが、誌面に定着してきたようです。

 

特別ギャグ読み切り「銀杏ガールズ」!!

え…お約束の人?狂った漫画が載るのが確定ですねw

 

ここまで読んでいただいてありがとうございました。

感想などコメント欄やツイッターでお待ちしております。

また別の記事でお会いしましょう。