呪術廻戦13巻「渋谷事変-霹靂-」感想
注意
ネタバレを含みます。
未読の方はご注意ください。
ジャンプ本誌を読んで書いていた感想を再編集しています。
とりあえず購入報告から!
なんだかんだ言ってましたが、結局は買いました笑 https://t.co/aNT4Gbqnuq pic.twitter.com/aCrHRCr62c
— シマ (@shima_manga) 2020年10月2日
特典は伏黒にしました。
本屋に行くまで特典があることすら知らなかったので、ちょっと得した気分です笑
漫画版のイラストとアニメ版のイラストが裏表になっていて、本当にアニメ化したんだな…って感じのする特典ですね。
- 表紙
- 帯
- 内表紙
- 第107話 渋谷事変㉕
- 第108話 渋谷事変㉖
- 第109話 渋谷事変㉗
- 第110話 渋谷事変㉘
- 第111話 渋谷事変㉙
- 第112話 渋谷事変㉚
- 第113話 渋谷事変㉛
- 第114話 渋谷事変㉜
- 第115話 渋谷事変㉝
- 単行本おまけ
帯
シリーズ累計850万部→単純計算で1巻あたり約60万部
これだけでも「成ったな…」って感じなんですが、さらにここからアニメ化ブーストが来る(はず)なんですよね…。
順調に看板作品に育ってます。アニメでどこまで人気が上がるか楽しみです。
内表紙
公園に2人の黒い影。
大人と子供でしょうか。どこのシーンだろう?
これまでこの部分が気になったことはなかったんですが、今回に限っては人影があるので気になりますね…。
第107話 渋谷事変㉕
連載二周年突破!巻頭カラー!!
おもちゃのチラシ感がありますね笑
アニメっぽさをイメージしたのかな。いつもと塗り方も違いそうですし、こういうカラーは中々珍しくて良かったです。
虎杖vs腸相で水が噴射されるのを見て「アニメ映えしそう」なんて言ってましたが、それ以上にアニメ映えしそうな陀艮の水浸し攻撃が出てきました。
漏瑚といい花御といい自然災害系の呪霊の攻撃は画面が映えますね。
そしてこの攻撃を、コンクリに槍を突き立てて足場を作ることで回避してる真希さん。
流石というか何というか。パワーどうなってるんだ笑
直毘人の術式はまさかのアニメ関連笑
芥見先生が時期を合わせたのかあるいは偶然か。どちらにせよ完璧なタイミングでした。
術式の詳細は分からないですが、コマに映った相手を攻撃することで本体にもダメージを与えられる能力なのは間違いなさそうですね。
全く術式の説明をされてないのに、いきなり連携できてるナナミンが凄いと思います。さすが一級術師。
直毘人も御三家当主に相応しいスピードと攻撃力で陀艮を追い詰めますが、ここでまさかの「領域展開」
以前、呪霊達がたむろっていた領域はやはり陀艮のだったみたいです。
この漫画において領域展開は別格の強さがあるんで中々厳しい戦いになりそうですね…。
第108話 渋谷事変㉖
陀艮が強いというよりは、領域展開が規格外に強いということなんでしょう。
領域が使えない術者が領域展開されると基本的に詰むし、その弱者のために簡易領域や今回の直毘人の術式みたいな対抗策が生まれたというのは、凄く納得のいくパワーバランス。
「海は万物の生命の源→式神が無限に出てくる」とか、概念の解釈ゲームじゃないですか笑
伏黒も似たようなこと言ってた気がしますが、領域展開ってそういうものなんですかね。何でもアリじゃないか笑。
特級とかの等級で分けるより、領域展開できるかどうかでレベルを測った方がいいまであるんじゃないですか?
直毘人は対領域の術式で対処できてますが、展開はできなさそうってのも領域展開の異次元っぷりを表してます。本当に限られた人間しか行き着かない境地なんでしょう。
伏黒も領域展開で乱入は熱い!!
五条先生は「領域同士がぶつかり合うとより洗練されてる方が勝つ」って言ってましたが、漏瑚と五条のときほど実力差が開いていなければ一気に塗り替えされるようなことは無いんでしょう。
イメージ的には領域展延みたいに、自分の周辺だけでは中和できるという感じですかね。
真希さんに游雲が渡されましたが、真希さんって游雲があっても虎杖より弱くありませんでしたっけ(花御戦の記憶)
これだけで何とかなる気がしないんですよね。まあ、特級にダメージを与えれる武器が貴重なのは間違いないですからね。もしかしたら、対領域の術式的なものが付与されているのかもしれない。
第109話 渋谷事変㉗
領域外脱出までの流れだけでも神回レベルの面白さなのに、パパ黒までぶっ込んでくるとか面白すぎますよ…。
まずですね、伏黒恵の領域展開がシンプルにカッコ良すぎます。
影が渦巻いてるのが僕の厨二心にクリーンヒットです笑。影と水が押し合ってるとか意味わからないんですが、潜在意識に訴えてくるカッコ良さです。
「真希さんが游雲を持ったところで特級相手だと大した戦力にならなくね?」とか思ってたんですが、普通に陀艮の肉を抉ってぶっ飛ばしてる笑
花御にはあまりダメージ入って無かったので弱いイメージだったんですが、そういえば花御には高耐久力っていう設定ありましたね。
あと、「対領域の術式的なものが付与されているのかもしれない」と前回の感想で書きましたが、全くその反対の理由で強かったみたいです。
ほとんどの特級相手だったらそれなりに戦えるっぽいですね。
ナナミンといい直毘人といい、大人の男がカッコいいです。
二人とも間違いなく余裕で耐えてると信じてたが故に、思ってたよりダメージ入ってて少しショックでした。
特に直毘人の右腕欠損にはビックリしましたね。
ただし、その後のセリフがカッコいい。
戦略的にも演出的にも"タダ"ではやらないのが素晴らしい。
何気に伏黒の「猪野さんはリタイア 虎杖は別行動です」ってセリフが、シンプルな報告って感じで好きです。猪野さんのあの状況を「リタイア」という言葉で伝えるのが大人ですね。
七海も多分、このセリフから猪野の状況を察して「・・・君は私が守ります」って言ってるんでしょうね。
今度は守るという決意の意味も込めて。
「命は懸けても 捨てる気はありません」
言ったからなお前!もう絶対フルベユラユラ使うなよ!(使いそう笑)
伏黒甚爾、楽しそうですね〜〜笑
とりあえず陀艮を祓うところまでは協力してくれるでしょうか。う〜ん微妙かな。生前の恨みがありそうな直毘人を殺しにいく可能性もありえそう。
「ふたたび生を受けた」とアオリには書いてますが、これもしかしてハロウィン終わっても術式解けないんですかね?
ガチで完全復活だと世界のパワーバランスが狂いそうです。
是非、恵くんにデレデレしてるパパの姿を見せて欲しいですね笑
第110話 渋谷事変㉘
パパ黒ォォ!!!
何というスピード感と爽快感。コマの使い方っていうか絵の流れがめちゃくちゃ速い。すごいわコレ…。
相変わらずのゴリラ廻戦なんですが、呪術戦よりぶっちゃけ肉弾戦の方が見応えあるな笑
パパ黒の降霊が解けなくて殺戮人形になっちゃたか…。
ナナミンの「伏黒君」に反応するかと期待したんですが残念でした…。
陀艮を倒したあとに敵対する感じになったらキツイですね…。
実力的に勝てないのはもちろん、スピード差がありすぎて逃げることも出来なさそう。
真希さんって今どういう感情?
この前のモノローグとかも合わせて考えると、実力不足を痛感してる感じかな。
ただ苦戦してる相手は特級呪霊だし、目の前の上位互換は(おそらく)作中最強格だし、全然落ち込む必要がないんですよね。
真希さん強く生きて。
直毘人の「もう一度言おうか?」がオサレすぎて死にかけました。この作品ってそういうところあるよね(褒めてる)
第111話 渋谷事変㉙
Cカラー、良いですね〜。
なんか並んでるの見ると親子って感じがしないでもない。
良いですね〜。
パパ黒vs陀艮決着!!
陀艮が「まだ」って言ったから、「お、奥の手あるんか?」と思ったらすぐに滅多刺しにされて笑いました。
パパ黒の戦闘は、スピード感がやっぱ良いですね。
と、呑気に読み始めたらかなりエグい展開に…。
ははは…僕の目は誤魔化せませんよ。
これアレでしょ?乙骨登場フラグでしょ?
真希さんには劣等感描写あったし、ナナミンは真人戦であのフラグをへし折った実力者だし、直毘人の術式解説もどうせ禅院家当主相伝の術式を隠すためのカモフラージュだし…。
そうなんでしょ?ね?(必死)
これで本当に3人とも死んでしまったら、虎杖を連れてきたせいで漏瑚を仕留め損なった五條悟がガチの戦犯になるので、乙骨先輩は至急アフリカから戻って反転術式で治療してください。
伏黒恵が強者認定されたの、領域展開とかダメージ量とかの客観的な基準で選ばれてんだろうけど、偶然にせよ父親が息子の命を救ってるのが良いですね。
ただ、ここで伏黒が連れ出されたせいで、メタ的には真希さん達の方の絶望感が増しちゃってるんですよね…。
単眼猫先生はそれを狙ってやってるんでしょうが(酷い)
「宿儺様」?
美々子と菜々子って夏油の元部下ですよね。宿儺を崇める理由って何ですか?
てかそもそも自撮りの術式の詳細って明らかにされてましたっけ?
そういや前回指を一本持ってた理由も明らかにされてないですよね?
謎だらけ…。
虎杖に宿儺の指を追加で10本!?
こんなに物語が進むとは思ってなかったんで、ちょっと圧倒されてます笑
渋谷事変って五条悟封印から、ちょっと消化試合感あったんですけどね…。
五条悟封印よりヤバイこと起こりそう…。
第112話 渋谷事変㉚
理不尽な暴力。
宿儺、圧倒的強者すぎる…。
でもコレでも多分五条悟の方がまだ強いんですよね。この世界のツートップやべえな。
宿儺の株を上げるためだけに漏瑚の攻撃を耐えたのか…と考えると悲しくなってきますね。
既視感の正体はコレ。
宿儺の「一人を除いてな」が面白すぎて、なぜかこの状況でも絶望感がないです笑
漏瑚は多分一撃も与えられないと思いますが、ここで宿儺に殺されるのも勿体ないキャラですよね。
Mr.噛ませ犬として物語終盤まで頑張って欲しい。
第113話 渋谷事変㉛
呪術の一番の強みって演出力じゃないかと最近考えてます。
コマ割り、視線誘導、アングル、台詞センス、ナレーション…。
今週も痺れっぱなしでしたね笑
脱兎の壁を貫く甚爾の躍動感
一瞬で間合いを詰めてくる甚爾の残像感
当たるはずの攻撃が避けられたときの空振り感
そんでもってこれら全部が繋がったスピード感
呪術のバトルは見てて楽しいです。
夜蛾学長、相変わらず怪しさMAXだな笑
「ナナミンより早く学長の判断で渋谷入りしてた」ってのも怪しいな〜。もはや何でも疑いますけど。
これはだいぶ前に書いたやつですけど、自分は「内通者=夜蛾学長」説を推してます。
家入さんの価値(希少性)がかなり高いことが判明しましたが、まさか渋谷では夜蛾学長が裏切りを明らかにする展開はないでしょうね…?
今更ですが、甚爾と恵の戦闘スタイルって似てますよね。
式神(呪霊)を搦手にして呪具(体術)でダメージを与えるスタイル
自死を選んだところにはやはり捨てきれない親子の情のようなものを感じました。
ですが、ぶっちゃけ甚爾が何を考えていたかをちゃんと読み取れてないので、解釈を間違えてる気もします。ガッツリ読み返さなきゃですね。
第114話 渋谷事変㉜
日下部さん、普段はやる気がないように見えるけど実はやる時はやる男と見せかけてマジでやる気ない男に一票。
三輪ちゃんと同じシン陰流の使い手なんですね。
シン陰流の使い手って結構多い?三輪ちゃんとの絡みありますか?
やる気はなさそうだけど、絶対強キャラだと思うんで戦闘シーンが楽しみです。
夏油一味、まだ他にもいたんかよ。
ぶっちゃけあんま覚えてないんですけど笑
0巻をまた読み返した方が良さそうですね〜。
コイツらの動きが吉と出るか凶と出るか。
いや、でもミミナナ以外は完全に偽夏油に協力してる感じなのかな?だったら邪魔でしかないですね。
伊地知を刺し京都交流会にも現れた呪詛師!!
「そういやナナミンがトドメ挿し損ねてる説とかあったな」と思い出すタイミングが最悪。まあ伊地知さんのときとは違って、伏黒は流石に生存が100%確定してるんでそこまでビビってはないです。
宿儺の登場音が「ゲラゲラゲラ」とか嫌すぎる笑
漏瑚が遊ばれてるのは予想通り。
少年院の時といい、宿儺は空中戦が好きですね。おかげさまで最後の見開きが俺好みのド派手な画面。
是非アニメで見たいです。
第115話 渋谷事変㉝
漏瑚さん惨めwww
これでも作中屈指の強キャラなのにね笑
隕石は火山の能力に含めちゃダメでしょ。噴石ってことならギリギリセーフなのか?
極ノ番は確か0巻でうずまきが使ってましたね。
呪霊の奥の手的な感じでしょうか?
蟻と象の例えでほっこりした直後に「ならん」は落差が酷いな笑
恐怖シーンのはずなんですけど、パンダの顔芸と「イタドリくぅ〜ん?」で可笑しく感じてしまいました笑
ここ、NARUTOの「散ッ」の逃げ方w
宿儺の術式の謎は深まる一方…。
切断と炎?関係なさすぎません?
ちょっとだけ考えて思いついたのは「炎は切断の反転術式説」です。
宿儺の術式が「切断」だとすると反転術式は「結合」
炎、すなわち燃焼は酸化で起こる現象。すなわち酸素との「結合」。
でもなんか変な呪文みたいなんも唱えてましたしね…。微妙。
火力勝負(文字通り)でも漏瑚さんが負けたら尊厳ズタボロですね。
楽しみ〜〜(鬼畜)
単行本おまけ
設定① 陀艮の呪印
「ジワァ…」ってお漏らしじゃなかったんですね…。
陀艮さん、名誉回復おめでとうございます。
芥見先生はそれらしい理由をつけてますが、自分は狙って描いたんだろうと思ってます笑
設定② 游雲の所有権
ここでもさりげなく五条先生の発言力の大きさが言及されてますね。
「五条封印の影響が色んなところに出そうだな〜」と色んなところで感じます。
設定③ 領域からの脱出
あーなるほどそういうことね←分かってない
呪術の設定には厳密さを求めてないので、別にこれでいいんですよ(言い訳)
直毘人のダジャレ
普段からつまらないギャグで周りを困らせてそう(偏見)
指の飲み込み
普通に雑学…!
物語的に飲み込ませざるを得なかったけど、現実では無理なことを知ってるとはアーピルしときたい気持ち、分かります(言い方)
「実るほど何とやら」
お恥ずかしながら、この言葉をこれまで知りませんでした…。
漏瑚「儂の相手こんなんばっか…」
これは笑うしかないですwww
まあ五条悟も宿儺も別格だからね…。コイツらの強さを見せる当て馬にされるくらいには強いから自信持って(フォローになってない)
ここまで読んで頂きありがとうございました。
告知ツイートに既読感覚でいいねを頂けると、更新の励みになるのでよろしくお願いします。
呪術廻戦13巻「渋谷事変-霹靂-」感想 - 漫画研究室
— シマ (@shima_manga) 2020年10月3日
該当話のジャンプ感想まとめ+単行本おまけの感想です。単行本を読み終えた方に是非。https://t.co/Z1s7e7PCuR
また別の記事でお会いしましょう!