【アンデッドアンラック】否定者まとめ&能力予想
注意
81話まで(単行本おまけ含む)のネタバレを含みます。
81話以降の情報について本ページでの更新予定はありません。
アンデッドアンラックに登場する否定者の情報のまとめや、能力の考察・予想です。
否定者共通情報
否定者には、共通する特徴やルールがいくつかあります。
- 自己か他のルールを否定する(自己対象/他対象)
- 対象には条件がある(好意を持った人物など)
- 発動条件がある(強制発動型/任意発動型)
- 能力が発現する時期には個人差がある(だいたい不幸なタイミング)
- 否定者はUMA(=理)の器
- 否定能力は本人の感情や価値観と深く関わっている
- 否定者が死ぬと否定能力は別の人間に移る
- 否定者の名前のもじりが能力名になっている
- 理(ルール)の捉え方次第で能力はいくらでも発展する
組織(ユニオン)現メンバー
No.1 ジュイス 不正義
序列 | No.1 |
---|---|
否定能力 | UNJUSTICE-不正義- |
対象 | 他対象(UMA含む) |
発動条件 | [予想]任意発動型 |
名前の由来 | [予想]JUSTICE→JU(ST)ICE→ジュイス |
特徴 | ユニオンのリーダーアークでループを繰り返しているヴィクトルと長い付き合いUMAバーンの加工物 燃える剣 |
20話で「UNJUSTICE-不正義-」の否定者だと判明しました。
「UNJUSTICE-不正義-」は、対象者の正義を否定する能力です。
能力の対象や発動の条件などの詳細はまだ明らかになっていません。
発動条件についての詳しい考察などは、こちらの記事をご覧ください。
No.2 シェン 不真実
序列 | No.2 |
---|---|
否定能力 | UNTRUTH-不真実- |
対象 | 他対象(シェンが好きな相手のみ) |
発動条件 | 強制発動型対象を目で見る |
名前の由来 | [予想]真実→真相(中国語)→シンシャン→シェン? |
特徴 | 功夫(カンフー) 戦闘狂(バトルマニア) 古代遺物 如意金箍 筋斗雲 |
シェンの能力の解説と考察について詳しくは、こちらの記事をご覧ください。
ムイ 不真実
序列 | ? |
---|---|
否定能力 | UNTRUTH-不真実- |
対象 | 他対象(好きな相手のみ) |
発動条件 | 強制発動型対象を目で見る |
名前の由来 | ? |
特徴 | 功夫(カンフー) 古代遺物 芭蕉扇 |
シェンが死亡したことでムイに「UNTRUTH-不真実-」の能力が移動しました。
否定能力の発現は最悪のタイミングで起こることが多いですが、珍しく良いタイミングでの能力発現となりました。
No.010では、ムイの円卓メンバーへの憧れも描写されていたため、能力を手に入れられて良かった…はず。
シェンが戦闘狂でクリアしていた発動条件の「好きになること」をどうクリアするかが、ムイの活躍の鍵になりそうです。
No.3 ビリー 不可信?
序列 | No.3 |
---|---|
否定能力 | UNBELIEVABLE-不可信- |
対象 | [予想]他対象(銃) |
発動条件 | [予想]任意発動型 |
名前の由来 | [予想]アンビリーバブル→ビリー |
特徴 | ピストル盲目 |
32話でビリーの否定能力は「UNBELIEVABLE-不可信-」と明らかになりました。
タチアナ曰く、「UNBELIEVEABLE-不可信-」は「銃限定で対象に当たるわけがない方向に撃つと超弾とかを経て確実に当たっちゃう必中能力」だそうです。
ただし、31話でビリーが裏切り者であることが判明しました。
他の否定者の能力をコピーして使っていることから、ビリーの能力は「UNBELIEVABLE-不可信-」では無く、「UNFAIR-不公平-」ではないかという説があります。
また、直接言及されたことはありませんが、「話相手のいない方向を向いて喋る」「自分にビームが向けられていることに気づけない」「サングラスをしている」などの描写から、ビリーは盲目と考えられています。
No.4 フィル 不感
序列 | No.4 |
---|---|
否定能力 | UNFEEL-不感- |
対象 | [予想]自己対象 |
発動条件 | [予想]強制発動型 |
名前の由来 | [予想]FEEL→フィール→フィル |
特徴 | 全身に古代遺物空中浮遊ビーム手足の分離・浮遊 |
35話でフィルの否定能力は「UNFEEL-不感-」だと明らかになりました。
「UNFEEl-不感-」の能力の詳細は明らかになっていませんが、いつも無表情で一言も喋らないことから、自身の感情や刺激感覚を否定する能力と予想されます。
フィルは全身に古代遺物を装着していますが、古代遺物に触れると脳内に映像が流れこんでくるはずです。57話でシェンが「古代遺物は使いすぎると心が壊れちゃうんだよ」と言っているように、精神ダメージのリスクを伴うようです。
17話でヴィクトルが「全身に古代遺物… なぜ気をやらずにいられる リスク回避の能力か」と考えているように、フィルは「UNFEEL-不感-」の能力でこの精神ダメージを無効化しているのかもしれません。
能力の発動条件も不明ですが、指を咥えている描写が多いため、この行為が発動条件に関わっている可能性があります。
No.5 タチアナ 不可触
序列 | No.5 |
---|---|
否定能力 | UNTOUCHABLE-不可触- |
対象 | 自己対象 |
発動条件 | 強制発動型 |
名前の由来(予想) | UNTOUCHABLE→TOUCHUNA(BLE) →タチアナ |
特徴 | ロシア出身の少女パンパンダ球体の拘束具 |
26話で、自己対象強制発動型の「UNTOUCHABLE-不可触-」の否定者だと判明しました。
「UNTOUCHABLE-不可触-」は、自身の周囲に不可触エリア(UTエリア)を作り、自分とあらゆるものとの接触を否定する能力です。
詳しい解説や考察はこちらをご覧ください。
No.6 一心 不壊
序列 | No.6 |
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否定能力 | UNBREAKABLE-不壊- |
対象 | 他対象[予想]金属のみ? |
発動条件 | [予想]任意発動型 |
名前の由来 | [予想]一心金剛・金剛不壊→一心=不壊 |
特徴 | 鎧や兜をつけている武器を数多く所有戦闘は素人話さないor話せない |
31話のビリーの「不壊を殺れたか」というセリフで「UNBREAKBLE-不壊-」の否定者と確定しました。
「UNBREAKABLE-不壊-」は壊れない道具を作る能力だと思われます。
不壊の道具には「不壊」という文字が刻まれているのが特徴です。
シェンの如意金箍そのものには不壊は付与されていないことから、既に作られている武器に不壊を付与することはできないと考えられます。
また、本人が「作った」ではなく「打った」と言っていることから、金属だけが対象の能力の可能性があります。
「不壊」や「一心」と書かれた掛け軸も能力の伏線になっていました。
二つの掛け軸にはそれぞれ隠れている部分がありますが、「一心」の上には苗字が書かれていると思います。
名前の由来
「一心金剛」と「金剛不壊」の2つの単語が由来と思われます。
一心金剛は仏教の用語、金剛不壊はきわめて堅固で決して壊れないことを意味します(三省堂新明解四字熟語辞典)。
アンダーの内通者説
不壊の武器に刻まれている「不壊」の「不」のデザインが、アンダーのマークと酷似しています。
アンダーのマークは、ラトラの髪飾りやリップの眼帯などアンダーメンバーの全員についているマークです。
また、47話でリップが「オレ達は未来が知りたいんだ アンタが描かなかった部分のね」と安野雲に言っていますが、ジュイスが「君に伝われ」が予言書である可能性に言及したのはビリーが去った後です。
このことからユニオン内部にまだ内通者がいる可能性があり、その内通者は一心かもしれません。
No.7 トップ 不停止
序列 | No.7 |
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否定能力 | UNSTOPPABLE-不停止- |
対象 | [推測]自己対象 |
発動条件 | ? |
名前の由来 | STOP→TOP→トップ |
特徴 | ヘルメット・レーシングスーツ |
32話で「UNSTOPPABLE-不停止-」の否定者だと判明しました。
「UNSTOPPABLE-不停止-」は、高速で走ることができる能力です。
「加速リセットするんじゃなかった」というセリフから、「停止を否定→減速しない→加速」という原理になっていると思われます。
停止条件は「体の形状が著しく変化すること」です。
頻繁に骨折している描写があるのは、この停止条件のせいでしょう。
発動条件(=加速開始の条件)は、まだ明らかになっていません。
トップはよくポケットに手を突っ込んでいるので、もしかしたら発動条件と関係があるかもしれません。
No.8 ニコ=フォーゲイル 不忘却?
序列 | No.8 |
---|---|
否定能力 | [予想]UNFORGETABLE-不忘却- |
対象 | [予想]自己対象 |
発動条件 | ? |
名前の由来 | [予想]フォーゲット→フォーゲイル |
特徴 | 3個の黒い球体ビーム技術者 |
9話で、頭と黒い球体とを連結させてクエストについての情報を参照している描写があります。
また、ユニオンの記憶処理の担当者はニコです。
これらから、ニコは自分が見聞きしたことを決して忘れない「UNFORGETABLE-不忘却-」の否定者ではないかと予想します。
記憶処理をニコが担当しているのは、「UNFORGETABLE-不忘却-」と対をなすUMA忘却(フォーゲット)が記憶処理に関連しているからではないでしょうか。
No.9 アンディ 不死
序列 | No.10→No.9 |
---|---|
否定能力 | UNDEAD-不死- |
対象 | 自己対象 |
発動条件 | 強制発動型 |
名前の由来 | アンデッド→アンディ |
特徴 | 不壊刀左胸と頭の傷痕タトゥー |
アンディは「UNDEAD-不死-」の否定者です。
身体には、頭と左胸の傷痕や「1865」「DEAD END」というタトゥーなど伏線になっていそうな特徴が多いです。
能力のルール
「UNDEAD-不死-」は、自分を死に近づけるありとあらゆるものを否定する能力です。
(そのため、死に直接繋がらない脱臼などの怪我は治らない)
- 頭から再生する(頭だけを閉じ込めると再生できなくなる)
- 死の認識を変えたことで、体のどの部分からも再生できるように。
- 再生のタイミング・スピードはコントロール可能(特定成分の集中生成も可能)
- 体から離れたパーツは30秒で消える
- 外見は20代半ばで止まっている
- 熱線などで切断面が焼かれると再生が遅れる
応用技
千切れかけの部位を再生の力で押し出すことで攻撃に応用しています(部位弾)
また、回想後は血の凝固や血の噴射も習得しています。
ヴィクトール
アンディは脳にカードを刺して約100年分の記憶と別人格を閉じ込めています。
カードを抜くと「ヴィクトール(戦勝の神)」と呼ばれる別人格に入れ替わります
名前についてですが、ヴィクトール本人は「俺はVictor(人間)だ Thor(神)じゃない」という発言をしています。アンディも「ヴィクトル」と呼んでいますが、単行本のキャラ紹介では「ヴィクトール」となっているように、呼び方は人それぞれなようです。
No.10 出雲風子 不運
序列 | No.9→No.10 |
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否定能力 | UNLUCK-不運- |
対象 | 他対象 |
発動条件 | 強制発動型生身で対象に接触 |
名前の由来 | [予想1]いつも不幸→いつもふこう→いずもふうこ→出雲風子[予想2]いつも不運→いつもふう(ん)→いずもふうこ→出雲風子 |
特徴 | GOOD LUCKのニット帽 |
自身に直接触れた人物の運を否定する「UNLUCK-不運-」の否定者です。
ルール
8才の頃、両親にたくさん抱きしめてもらった10分後に飛行機が爆発炎上、両親含め270人が死亡した事故をきっかけに能力を自覚しました。
他の不運と比べてタイムラグが長いことから、能力由来の事故ではないのでは?という考察もあります。
No.11 重野力 不動
否定能力 | UNMOVE-不動- |
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対象 | 他対象(視界内の全ての物体) |
発動条件 | 強制発動型動かないこと(四肢の固定) |
名前の由来(予想) | 重野力→重力→動 |
特徴 | 日本出身の少年サイコロの髪留めビビリ癖 ゴーグル |
24話で「UNMOVE-不動-」の否定者だと判明しました。
詳しい解説や考察はこちらをご覧ください。
組織(ユニオン)元メンバー
ボイド 不可避
序列 | [予想]元No.9 |
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否定能力 | 不可避(UNAVOIDABLE) |
対象 | 他対象 |
発動条件 | 攻撃の構えをとる |
名前の由来 | [予想]アンアボイダブル→ボイド |
特徴 | ”イカレジジイ”の作ったスーツ |
ルール
- 相手の筋肉の運動を止め、腕・足・胴の動きを封じる。
元ボクシングヘビー級王者。能力が発現したのは20〜30代のときだと考えられます。
アンダー
No.1 ビリー? 不公平?
序列 | No.1 |
---|---|
否定能力 | [予想]UNFAIR-不公平- 否定能力のコピー |
対象 | [予想]他対象 |
発動条件 | [予想]嫌われること |
名前の由来 | ? |
特徴 | 裏切り者? 目的は神殺し |
ビリーは他の否定者の能力をコピーして使用することができます。
これまでに少なくとも「不正義」「不死」「不停止」「不動」の4つの能力をコピーしています。
おそらくですが、これまで使用していた跳弾を当てる能力も他の否定者からコピーした能力の1つと思われます。48話の回想で墓前にいるビリーが描かれていたことを踏まえると、亡くなった友人の能力ではないでしょうか。
76話でクリードが「(チカラとトップを)すぐには殺さない。ビリーの能力に必要なんでな」と発言しました。この台詞を素直に受け止めると、ビリーがコピーできるのは生存している否定者の能力だけということになります。しかし、ビリーは既に死亡しているはずのジーナの「不変」を使用しています。
このことから、クリードに伝えた「コピーするには生かしておく必要がある」は嘘だった可能性があります。心の内ではユニオンメンバーに死んでほしくないと思っている可能性ですね。
もう一つ考えられる説は、ビリーがジーナの後継から不変をコピーしているという説です。これならクリードの台詞とも矛盾しません。
ジュイス戦のとき、その場にいないアンディやトップの否定能力を使用していたことから、一度コピーした能力は自由に使い続けることができるようです。
能力名については、「UNBELIEVABLE-不可信-」と「UNFAIR-不平等-」の2つの説があります。
「UNBELIEVABLE-不可信-」であれば、タチアナに説明していた能力と同じ名前で違う解釈の能力ということになります。
「UNFAIR-不公平-」については、これまでの伏線や発言から予想されているものです。
まず、30話でリップが「でなきゃ不公平だ」「世界はひっくり返り公平になる」と意味深な発言をしています。わざわざ「不公平」という単語を印象づけてきたことから、アンダーのボスであるビリーが「UNFAIR-不公平-」の否定者という説が考えられました。
また、「君に伝われ」の没エピソードに「公平くん裏切り編」があります。この公平くんは裏切ったビリーのことを指しているはずです。これもビリーが不公平の否定者ではないかという1つの根拠になっています。
もし能力が「UNFAIR-不公平-」であれば、名前が能力名のもじりになるという法則に従っていないので、ビリーという名前は偽名だと思います。
発動条件については、「対象に嫌われることが発動条件ではないか」という説があります。
56話で、ビリーはジュイスに不正義を使わなかった理由を「使えなかったんだ お前が俺を信じているから」と説明しました。
これは、「ジュイスがビリーを信じてる→ジュイスはビリーを嫌っていない→不正義を使えない」ということではないでしょうか。
このことを念頭に入れてビリーの裏切り時の言動を振り返ってみると、「核でも撃ち込めばすむんじゃないかい?」という発言がわざと反感を買うためだったように見えてきます。また「不壊を殺れたか上等だな」とトップを煽ったのも、便利な不停止の能力をコピーするためだったのかもしれません。
さらに、68話では、テラーがジュイスの腕を見せつけて煽ったときに「これで常人なら条件を満たすはず」と考えています。
これも、発動条件が「嫌われること」ならば辻褄が合います。
No.2 テラー 不話?
否定能力 | UNTELL-不話- |
---|---|
対象 | 自己対象? |
発動条件 | 強制発動型? |
名前の由来 | [予想]テラー→TELLER→TELL |
特徴 | スピーカー |
自分の口ではなく、脳に直結したスピーカーで言葉を発しています。
このことから、口で話す行為を否定された自己対象強制発動型の「UNTELL-不話-」の否定者ではないかと予想されています。
また、68話では、空気の壁のようなもので攻撃を防いでいます。
これが、テラー本人の能力なのか古代遺物の能力なのかは、現時点では不明です。
No.3 クリード 不減
否定能力 | UNDECREASE-不減- |
---|---|
対象 | [予想]他対象 |
発動条件 | 消費すること |
名前の由来 | [予想]ディクリーズ→クリード |
特徴 | 左腕ガトリング |
ガトリングを弾倉なしで撃ち続けていたり、使用したはずの手榴弾が再び手の中に現れたりしています。
70話で「UNDECRESE-不減-」と判明しました。
使用した武器や道具の消耗・減少を否定する能力と予想しています。
No.4 リップ 不治
否定能力 | UNREPAIR-不治- |
---|---|
対象 | [予想]他対象 |
発動条件 | [予想]強制発動型傷をつけること |
名前の由来 | [予想]REPAIR→RIP→リップ |
特徴 | 右目から常に出血メスが武器古代遺物 走刃脚 |
能力のルール
「UNREPAIR-不治-」は、リップがつけた傷の自然治癒と治療行為を否定する能力です。
傷を受けると出血を止める方法がなくなるため、かすり傷ですら致命傷になり得ます。
例外として、「風子の介錯によるアンディの再生」と「部位弾のための体の切断と再生」は可能でした。
前者からは、対象外の人物による対象の治療は可能だと推測できます。
自然治癒はしませんが、縫合などによって物理的に出血を止めようとするとどうなるのかが気になるところですね。
後者についてはリップ本人が推測しており、治療行為ではなく攻撃のための行為ならばルールの対象外となるようです。
こちらの例外を利用するには、治療行為とその他の行為を結びつけなければいけないため、アンディ以外の人物が条件を満たすのは難しそうです。
能力の発動条件
能力の発動条件は「傷をつけること」です。
能力の解除については、アンディに「俺が死ぬまで治らない」と言っていましたが、不可視の否定者には「ウチに入るなら能力を解いてやる 入らなきゃその傷は俺が死ぬまで治らない」と言っていたため、任意で解除することも可能だと思われます。
能力の対象
マフィアや風子に不治の傷を負わせていることから、他対象の否定者だと考えられます。
ただし、少しだけ気になる点があります。
リップの右目から血が垂れていることです。
アンディの攻撃を喰らって鼻血を出していましたが、場所的に違う傷からの出血だと思われます。
他対象の否定能力が本人にも効果があるのならば、かつて自分でつけてしまった傷と考えることができそうです。
他には、不治が武器に否定能力を付与するタイプの能力の可能性もありますね。
不壊の武器があるのと同じイメージで、リップの使うメスに不治の効果が付与されているという考えです。
No.5 友才 不抜?
否定能力 | [予想]UNDRAW-不抜- |
---|---|
対象 | [予想]他対象 |
発動条件 | ? |
名前の由来 | [予想]友才→才友→抜 |
特徴 | アンディに居合を教えた |
48話の回想でアンディにフラれていた友才がアンダーに所属していました。
名前のもじりと居合の使い手であることから、「UNDRAW-不抜-」の否定者と予想されています。
73話のアンディの「アイツの能力があれば これ以上花びらが抜け落ちることはない!!」というセリフから、他対象の能力と予想されます。
No.6 来栖貞子(くるる) 不貞
否定能力 | UNCHASTE-不貞- |
---|---|
対象 | 他対象 |
発動条件 | 任意発動型(特定のポーズ・仕草) |
名前の由来 | "貞"子→不貞 |
特徴 | 元アイドル |
69話で初登場しました。
くるるは「UNCHASTE-不貞-」の否定者です。
両手でハートを作るポーズをとることで視た者を虜にできます。
拘束タイプの強力な能力ですが、「虜にした相手が自分を襲おうとする」という大きなデメリットがあります。
本人の回想でも、アイドル時代のライブ中に、能力で虜になってしまったファンがステージに登ろうとする様子が描かれています。
回避手段は2つあります。
- 恋をまだ知らないこと
- いかなるものでも揺るがない愛する人がいること
このうち2つ目の回避手段で、風子とリップは回避しています。風子はアンディへの想い、リップはライラへの想いがあるからでしょう。
この条件があるので、ジュイス、ヴィクトル、シェン、ムイ、タチアナなど、不貞の能力を回避できるキャラは多そうです。
No.7 ライターの男性 不燃?
否定能力 | UNBURN-不燃- |
---|---|
対象 | ? |
発動条件 | ? |
名前の由来 | ? |
特徴 | ハワイ出身 |
69話でライターの火を「カチカチ」と点けられない描写があったため、「UNBURN-不燃-」の否定者と予想されています。
不燃はUMAバーンと対となる否定者です。
No.8 バニー(バックス) 不返却?
否定能力 | UNBACK-不返却- |
---|---|
対象 | 他対象? |
発動条件 | 任意発動型? |
名前の由来 | [予想]バックス→バック→BACK |
特徴 | うさぎの着ぐるみ |
風子の銃を奪い、着ぐるみの中に取り込んでいる様子が描かれています。アンディに「拘束型」と言われているように、物を着ぐるみの中に拘束する能力のようです。
「UNBACK-不返却-」と予想されています。
名前はこれが元ネタになってるかもしれません。
No.9 ラトラ 不的中?
否定能力 | [予想]不的中(UNSTRIKE/UNTARGET) |
---|---|
対象 | [予想]自己対象 |
発動条件 | ? |
名前の由来 | ? |
特徴 | 水晶玉 |
能力を使用した場面を見ると、能力を2種類に分類できそうです。
①「予測の的中」の否定
リップ「俺は死ぬか」
ラトラ「ええ そのまま一発もらってね」
リップ「そうか じゃあ死なないな」
リップ生存
リップ「死んだ?」
ラトラ「えぇ 100%死んだ」
クリード「ってこたぁ」
チカラ生存
これら2つの場面から、ラトラの予知とは逆の現象が現実には起こると推測できます。
ただし、「必ず外れる予知をしている」のか、「予知が外れるように未来が変更される」のどちらなのかは現時点では分かりません。
リップの反撃もアンディの登場も流れとして違和感がないので個人的には前者だと思っています。
②「攻撃の的中」の否定
ラトラ「危ないリップ」
リップの前にラトラが立つ
攻撃の軌道が変わる
アンディの居合
刀は逸れたが血がかかった
これら2つの場面から、ラトラの能力には攻撃を逸らす作用もあると推測できます。
以上2つの「的中」の否定から、不的中(UNSTRIKE/UNTARGET)の否定者ではないかと考察しています。
また、不信(UNTRUST)の否定者ではないかという説があります。
さらに、コメント欄で、そるTさんから「UNALEART-不警戒-」説を教えて頂きました。
名前のもじりが「ALERT→LATRE→ラトレ→ラトラ」とピッタリですし、能力の効果からも大きく離れていないため、この説もあり得そうだと思います。
アンディの攻撃を避けた場面では、声を発さずに能力を発動していますが、このとき手に水晶玉を持っています。
もしかしたら水晶玉が能力の発動条件と関係があるのかもしれません。
また、刀がリップも逸れたことから、ラトラが腕を組んだ人物もラトラの能力の対象内に組み込まれる可能性も考えられます。
No.10 空席
ショーンとファンが抜けたので、メンバーが足りず空席になっているんだと思います。
アンダー元メンバー
ファン 不老
否定能力 | 不老-UNFADE- |
---|---|
対象 | 自己対象 |
発動条件 | 強制発動型 |
名前の由来 | [予想]老化→ラオファン(中国語)→ファン |
特徴 | 中国出身真八極古代遺物 死亡遊戯 古代遺物 随心鉄桿 |
古代遺物 タイムイズストレンジを使用してリップを15年若返らせました。
6巻のオマケによれば、他人を15年若返らせれば、使用者も150年若返る代償を負います。そして、自分の寿命より長い年数分若返ると、音もなく存在が消えるそうです。
それにも関わらず、ファンが20代くらいの若い容姿で生きているということは、ファンは150年+20年ほど生き続けているということになります。
No.061でも「170年生きてきたが…」と言っています。
また、No.069での「老いずに待つとしよう」というセリフから、ファンは自身の老化を否定する「UNFADE-不老-」の否定者だと考えられます。
単行本8巻のプロフィールで「不老」と確定しました。
服の「八极」という文字は、「八極」の簡字体(中国語表記)です。
ファンの武術「真八極」を示していると思われます。
サマー討伐編で、シェンとの因縁が明らかになりましたが、No.048のシェンの回想シーンで既にファンらしき足元が描かれていました。
ショーン・ダッツ 不可視
否定能力 | UNSEEN-不可視- |
---|---|
対象 | 自己対象 |
発動条件 | 強制発動型両目を閉じる |
名前の由来 | ショーン→(アン)シーン |
特徴 | 第三の目を移植 |
ルール
- 両瞼を閉じている間自身が自分のものと認識しているもの(自分や服や武器など)を他者から視認できない状態に変化させることができる
その他
安野雲/九能明 不明
否定能力 | UNKNOWN-不明- |
---|---|
対象 | 自己対象 |
発動条件 | 強制発動型 |
名前の由来 | [予想]安野雲→UNKNOWN九能明→k now 明→know、(不)明 |
特徴 | Gライナー魂の口径(ソウルキャリバー) |
ルール
常時、自身の言動や行動、及びそれで起こった外的変化は自身以外の生物に感知されない。
No.052で「UNKNOWN-不明-」の否定者と判明しました。
安野雲は、九能明がGライナーで具現化したもう一人の自分です。
久能明の能力は常時強制発動型のはずですが、安野雲は任意で能力をオンオフしているようです。そういう設定で具現化したんだと思われます。
安野雲は、風子が大好きな漫画「君に伝われ」の作者でもあります。
「君に伝われ」は、世界の過去とその先の未来を示唆している予言書でもあります。101巻完結なのは、この世界が101個目の罰・ラグナロクで終末を迎えるためだと思われます。
また、アンデラの話数と君伝の巻数が対応していることから、アンデラも101話で完結するのでは?という予想があります。
ここまで読んで頂きありがとうございました。
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