【アンデッドアンラック】シェンの否定能力「UNTRUTH-不真実-」解説・考察
注意
3巻までのネタバレあり。未読の方はご注意ください。
3巻以降の情報について本ページでは更新の予定はありません。
シェンの否定能力「不真実(UNTRUTH)」について、今までの描写・セリフ等から解説・考察していきます。
他の否定者のまとめ・能力予想はこちらからどうぞ。
基本情報
組織内序列 | No.2 |
---|---|
否定能力 | UNTRUTH-不真実- |
対象 | 他対象(シェンが好きな相手) |
発動条件 | 強制発動型目で対象を見る |
名前の由来 | [予想]真実→真相(中国語)→シンシャン→シェン? |
特徴 | 功夫(カンフー)戦闘狂(バトルマニア)古代遺物 如意金箍 |
不真実(untruth)の効果
シェンの能力は「不真実(untruth)」と判明しています。
また、その詳細については「発動時点にとろうとした行動の"真逆の行動"をとらせる」と明らかになっています。
シェンが能力を使用したとみられるシーンで、このルールがどのように適用されていたのかを見ていきましょう。
- "前"に進もうとする→"後ろ"に退がる(風子)
- "動こう"とする→"動けない"(風子)
- "右脚"で蹴ろうとする→"左脚"で蹴る(アンディ)
- "前"にビームを撃とうとする→"後ろ"にビームを撃つ (スポイル)
- "斬る"か"斬らない"か迷う→どちらも否定→何もできなくなる(アンディ)
- "逃げよう"か"触ろう"とする→どちらも否定→動けなくなる(風子)
アンディとの格闘の際にわざと隙を作ったり、「逃げられず触れないよ」と風子に言っていたのは、「やろうとすることを明確に意識させることで能力を使いやすくするため」だったのかもしれません。
目次録のヒント
能力を考える上で、重要なヒントとなるのが目次録(アポカリプス)です。
既にシェンの能力名は判明していますが、他の否定者の能力を予想するときにもヒントになりうる情報だと思います。
スポイル捕獲クエストを受注するシーンで、黙示録には文字のようなものが描かれています。実はこれを横倒しにするとアルファベットのように見えます。
目次録には、クエストに参加する否定者の登録の記述とみられる部分もあります。ここを読み取ると、「UNS...」または「UNT…」から始まる能力である可能性が高そうです。
実際に、シェンの能力は「UNT…」から始まる「UNTRUTH」でした。
名前の由来
否定者の名前は、否定能力の名前のもじりになっています。
不死→アンデッド→アンディ
不運→いつも不幸→出雲風子
不可避→アンアボイダブル→ボイド
不変→unchange→gena→ジーナ
一応、中国語で「真実」という名詞の発音が「シンシャン」です。
名前が能力のもじりになってる法則も、一応クリアかな? pic.twitter.com/H1hVK2aBOq
— シマ (@shima_manga) May 11, 2020
これでも「シェン」っぽく聞こえないことはないですが、もっとしっくりくる由来があるかもしれません。
能力の対象
能力の対象は「他対象」です。これに加えてさらに細かい条件があります。
それは「対象を好きになること」です。
この条件を念頭に入れて、今までの事例を考えてみます。
能力が効いた事例
能力が効かなかった事例
- クローゼス→三下のUMA…
- 突入直後のアンディ→憧れの人物にも関わらず浅はかな行動をしたため一時的に失望
「戦闘狂(バトルマニア)」のシェンにとっては、「好きな相手」を「戦いたい相手」と言い換えることもできそうです。
発動条件
次に、能力の発動条件について考察していきます。
発動条件については12話で「ある程度の距離で対象を見ること」という自己申告がありましたが、これは嘘でした。
本当は距離に関係なく「視えれば発動できる」と18話で明らかになっています。
「ウインクが発動条件」という説を唱えてる人もいるようですが、両目を開いた状態で能力を使用しているシーンもあるため、当たっている可能性は低いと思われます。しかし、ウインクの頻度が多いのは間違いないので、能力に何かしらの関連はしていそうです。
「視界に入れるのが条件」というのを逆に考えると、「視界から消えると能力は解除される」ということになります。つまり、両目で同時に瞬きをすると能力が解除されてしまうのではないでしょうか。
ウインクが多いのは、交互に開けている目を入れ替えることで能力の持続時間を伸ばしているからだと思います。
2巻のおまけページでこの予想が正しかったことが明らかになりました。
その他の仮説
「普段は能力を発動させないために、わざわざ相手を見ないようにしている」という説があります。言われてみると、確かに目を逸らして話してることが多い気がしますね…。
2巻のおまけページでこの予想が正しかったことが明らかになりました。