漫画研究室

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【アンデッドアンラック】「ループ説」の解説

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注意
単行本3巻までのネタバレを含みます。
本誌ネタバレは含まないので、単行本派の方も安心してご覧いただけます。


アンデッドアンラックの読者の中でそれなりに有名な考察として、「ループ説」というものがあります。


最近アンデラを読み始めた方や、普段Twitterとかで感想を漁らない方には、「ループ説」をご存知でない方も多いと思うので、この記事で簡単に解説します。


「ループ説」が考えられたきっかけ

「ループ説」が考えられたのは、16話のヴィクトールとシェンの会話からです。

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アンデッドアンラック16話 戸塚慶文

この時点では、UMA銀河がまだ追加されていなかったため、アンデラ世界に「曜日」の概念は存在していませんでした。

しかし、ヴィクトールはシェンに「何曜だ?」と尋ねています。


つまり、「曜日が存在しない世界にも関わらず、ヴィクトールが曜日の概念を知っている」という矛盾が生じています。


「ループ説」とは?

「ループ説」は、「アンデラの世界は、理の追加とラグナロクによるリセットを繰り返しているのではないか」という仮説です。


これなら、ヴィクトールだけが曜日の概念を予め知っていた矛盾が上手く説明できます。

ヴィクトールは以前の世界で曜日の概念を知り、ラグナロクで世界はリセットされたものの、ヴィクトールだけが不死の能力でそれを乗り越えたということです。

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この図では、2回のループしか示してませんが、実際は何十回も何百回も繰り返してきたのではないかとも思われます。


北欧神話との関連

また、ラグナロク北欧神話由来の言葉ですが、北欧神話ではラグナロクで世界が終わると新しい世界がまた始まります。
このイメージともループ説は合致していると思います。


これ以外にも、アンデラには北欧神話をモチーフにしているところが多くて、軽く調べてみると面白いのでオススメです。


とりあえずwikipediaでもどうぞ。



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